2月22日（水）深夜、乃木坂46の久保史緒里がパーソナリティを務めるラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」（ニッポン放送・毎週水曜25時～27時）にグループからの卒業を控えた秋元真夏が出演。最後の出演となったバースデーライブや卒業までの日々に感じた率直な想いを明かした。

乃木坂46 秋元真夏　卒業までの2か月は「倍に感じるほどゆっくりで、充実していた」

「乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE DAY1」終了後の生放送。久保が「卒業ライブは（DAY5として）ありますけど、バースデーライブ（出演）は今日が最後。どうでした？」と聞くと、秋元は「噛みしめようって気持ちは持ちながらやってたんだけど、みんなと一緒にステージに立つと、12年目13年目も一緒にお祝いしてるんじゃないかって思っちゃうくらい、最後って気がしなかった」と率直な想いを吐露。

「全然いつも通りだった」というが、ライブでは3期生・梅澤美波へのキャプテンの引き継ぎが行われ、「私はキャプテンを3年半くらいやってきたんだけど、なんかすごい不思議な感じで。新キャプテンを発表した後に1曲歌わせてもらったんですけど、歌ってる瞬間に急に実感がわいてきて。涙が止まらなくて。『私の役目はここで終わったんだ』って、ずっと背負ってたものを降ろした感じがしたし、ここでバトンタッチしたんだって」と明かした。

乃木坂46 秋元真夏、久保史緒里

久保も「先輩と一緒にやるバースデーライブはこれが最後」だと引き継ぎの瞬間にやっと実感したそうで、「梅澤は同期だから、それだけキャプテンっていうのは大変なんだろうなって思うと……」と話すと、秋元は「すごい背負ってくれてるんだろうなって感じする。みんなに言えることなんだけど、本当にちゃんとしてるし真面目だから、お願いだからあと数日で私の適当エキスを吸っておいてほしい（笑）」と、後輩たちを気遣った。

ニューシングルでセンターを務める久保は、自身をさらけ出すラジオを続けることで「センターなのに……」と言われてしまうことを不安に感じているそう。秋元に「大事なことは何かを継続することだから、久保も久保らしく続けていいんだと思う。みなさんもそれを受け入れて楽しんでほしい」と言われると、「すごい響きますね……優しい……一番近くでメンバーを見てきてくださったから」と心に刻んでいた。

卒業前になかなか会えなかったという2人。久保が「いろんなお仕事で忙しかったと思いますけど、あっという間に過ぎ去っていく感じですか？」と質問すると、秋元は「1月7日に卒業を発表して、卒業の2月26日まで2か月ないのに、びっくりするほどゆっくりだった。1日がどこで切れてるか分からなくなっちゃって、倍の、4か月くらい卒業前の稼働をさせてもらったんじゃないかなっていうくらい。充実してたのかな」と明かした。

乃木坂46 久保史緒里

人を誘うことが苦手な久保だが、秋元が卒業を発表したときに連絡をしたという。「私、ご卒業を発表された先輩にあんな連絡したの初めてなんです。普段しないんですけど、真夏さんには連絡しちゃって。『私は面倒くさい女ですし、ウザイ女ですし』みたいな。『だけど真夏さんだけは、最後にみんなと話したいかなって遠慮して距離があいちゃって終わるのが嫌だから、ガツガツいきます』っていう連絡をして、そしたら『面倒くさいのもウザイのも知ってるよ。それが久保だよ』って連絡をくれて……」と話すと秋元は「宣言してくれたんだよね。そこまで含めて好きだからね」と久保への愛を明かすやり取りも。

2月26日に迫った卒業ライブについて、秋元は「本当に緊張してるの、どうしよう。さっきドレスをフィッティングしてきて。めっちゃ好きな感じに仕上がってるから、楽しみにしていてほしい」を話すと、久保も「綺麗な姿をみなさん一緒に見届けましょう」とリスナーに呼びかけた。

乃木坂46 秋元真夏、久保史緒里

番組の最後には、乃木坂46の32枚目シングルの収録曲で秋元真夏がセンターの「僕たちのサヨナラ」をオンエア。「とってもあたたかい曲」と久保が言うこの楽曲について、秋元は「同期とか、色んな人が卒業していく背中を見送ってきたんだけど、そういう気持ちも込められた、見送る側と卒業していく側、両方の気持ちが入った卒業ソングになっています」と楽曲に込められた想いを明かした。