2月27日（月）深夜、俳優の山田裕貴がパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンＸ(クロス)」（ニッポン放送・毎週月曜24時～24時58分）が生放送。以前から「大好きな作品」と公言している、漫画『ONE PIECE』の原作者・尾田栄一郎から食事会に招待され、自宅へ行ったエピソードを明かした。

画像を見る（全2枚） “エアー”でサックスをプレイする山田裕貴

山田は、2022年8月に公開された映画『ONE PIECE FILM RED』にゲスト声優として出演。食事会には、同作で共演した豪華声優陣も参加していたという。

「実は尾田先生とは初対面じゃないんです。以前、『ジャンプフェスタ』というイベントでご挨拶させていただきました。その時は尾田先生に、『本当にONE PIECEがあったお陰で生きてこられました！ ……先生は神です、神です！』みたいなことしか口にできず、震えながらご挨拶をしたんです。

今回、改めて尾田先生に『お邪魔します、よろしくお願いします』と挨拶したら、『山田くんとはジャンプフェスタで会ったよね』って覚えてくださっていて！『うわー！ 尾田さんのそういうところ好きー！』と思って。さらに『ご活躍されていますね』とおっしゃってくださったのですが、『いやいや！ そんな、僕なんて……！』なんてことを思いながら……（笑）

しばらくしたら、仕事場を案内していただけることになって。みんなで『うわー！ やばい！』『行きたいです、ぜひ！』って、ぞろぞろと仕事場を見学させていただきました。

テレビで見たことがある人はわかると思いますが、扉を開けたら参考資料とか動物図鑑、世界地図とか漫画を描くための道具や資料がズラーっと並んでいました。フィギュアもあったし、『先生はこの作品も、この漫画も読んでいるんだ！』と驚くような一冊もありました。壁には、漫画『名探偵コナン』の作者・青山剛昌さんのサインもかかってて、『すごい！ 夢のようだ！』と感動して。

仕事場には内転筋を鍛えるマシンが置いてあったので、僕はそこで内転筋を鍛え始め……（笑）。違うんです。目のやり場がわからなかったんです。もし『ONE PIECE』の新しい原稿を見つけちゃったら怖いじゃないですか。だから、『尾田先生もここで内転筋を鍛えているんだな～』と思いながら、先生と気持ちをひとつにして。（映画『ONE PIECE FILM RED』で共演した）霜降り明星・せいやくんから『山田くん、それ、ここでやるやつじゃないから！』ってツッコまれたけど、僕は内転筋をガシャガシャと鍛えていました」

動揺と緊張で、ひとりで内転筋を鍛えていたという山田。さらにその後、『ONE PIECE』の制作デスクで写真撮影もさせてもらったと明かし、「こんなことがあるのか！？ と、僕は舞い上がってしまった。だって、本当に愛している漫画の、漫画家さんのイスに座って写真を撮れる日が来るとは思わないじゃないですか。僕、テンションが上がっておかしくなっちゃいました！」と、夢のような時間だったと振り返った。