4月15日、映画パーソナリティ・コトブキツカサがパーソナリティを務めるニッポン放送のインターネットラジオ番組「コトブキツカサのオールナイトニッポンｉ」（第298回）が配信。くりぃむしちゅー有田哲平と伊集院光について語った。

＜左＞東京・下目黒のホテル雅叙園東京で行われた「第20回ベストスイマー2019」の表彰式に出席した左からお笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平　撮影日：2019年06月13日　／＜右＞映画「私はいったい、何と闘っているのか」完成イベント　に出席した伊集院光＝2021年10月25日午後、東京・新宿　写真提供：産経新聞社

有田がパーソナリティ（語り手）を務めるAmazon Musicのポッドキャスト番組「有田脳」の4月13日配信分にサプライズゲストとして伊集院光が出演した。

この番組は有田がさまざまな単語から連想されるエピソードを即興で話していくという内容で、この日のお題は「トーク」。コトブキはこの番組でパートナー（聞き手）役を務めている手前、スタッフから事前に伊集院の登場を知らされており、どうすれば最も盛り上がる展開になるかをずっと考えていたという。

「番組収録の前には、スタジオ内で雑談しているんですが、そこで『最近、何かラジオとか聴いていますか？』と聞いたら、伊集院さんの名前が出たんです。これは登場のキッカケとしては最高だと思い、ワクワクしました」

共演の機会が少ない有田と伊集院だがプライベートでは20年以上前から親しい間柄。最高のサプライズをアシストできると興奮していたコトブキだが、本番ではプラン通りにはいかなかったという。

「僕が『今夜のテーマはトーク。トークと言えばラジオ。最近、何かラジオとか聴いていますか？』みたいなフリをしたんですが、有田さんは『毎週聞いているラジオと言えば……もちろん“コトブキツカサのオールナイトニッポンｉ”だよ」みたいに言われまして（笑）。めちゃくちゃ有難いわけなんですが、『あれ～……』みたいな気持ちで（笑）」

結局、しびれを切らせた伊集院光がスタジオに乱入。完全に油断し切っていた有田を驚かせたという。

貴重な現場をその場で目撃できたことについては、

「伊集院さんが登場した瞬間は、実際のところ数秒のことだったと思いますが、自分がラジオを聴いてハガキを送っていた時のこと、芸人になってお会いした時のことなど、いろんな光景が一瞬で蘇って、とても長く感じて。これが走馬灯か…と思いました」

「同じ事務所で、かつては運転手として現場に同行していた有田さんと、僕が学生時代の頃からずっとラジオの横綱的存在だった伊集院さんの夢の競演。（芸人時代を経て）僕もこの業界で長いことやっていますが、ご褒美のような仕事もあるもんですね」

……と、感慨深げに語った。

また今回は、自身が伊集院光のラジオにゲスト出演した際に遅刻してしまった時の思い出についても語った。

「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」は「ニッポン放送 PODCAST STATION」公式サイト、その他の配信サービスで聞くことができる。