山田裕貴、中学時代の全国大会出場決定に隠されたドラマ「アウトのタイミングでした」

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6月5日(月)深夜、俳優の山田裕貴がパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週月曜24時~24時58分)が生放送。

山田裕貴、中学時代の全国大会出場決定に隠されたドラマ「アウトのタイミングでした」

中学時代に所属していた野球チームでの思い出を語る山田裕貴

山田がプロ野球中継番組「ニッポン放送ショウアップナイター」の公式応援団「チームショウアップ」に加入したことを受け、元プロ野球選手の父親(山田和利氏)とのエピソードや、小・中学生の頃に所属していた硬式野球チームでの思い出を語った。

「僕の人生において、野球は切っても切れない存在なんです。父親がプロ野球選手だったので、ドアラちゃん(中日ドラゴンズのマスコット)が家に置いてあったり、優勝した時の盾があったりするような家でした。

でも、父からは『野球をやれ』とは本当に一度も言われたことがなくて。『何でもいいから好きなこと、やりたいことをやれ』と言われながらも、僕は『でも、やっぱかっこいいな。野球やりたいな』と思って。小学校3年生ぐらいから硬式野球のクラブチームに入り、中学生の時は『名古屋北リトルシニア』という硬式野球チームに所属していました。

その『名古屋北リトルシニア』でお世話になった監督が、以前、テレビ番組にサプライズ出演してくださったんです。番組で、監督は当時の話をしてくれて、『山田が3ベースを打って1点もぎ取って、全国大会出場が決まった』とすごくきれいに語ってくれたんですが、本当は、あるドラマがありまして……。

“これに勝ったら全国に行ける!”という大事な一戦、僕は試合の終盤に3ベースを打って、1アウト三塁まで行ったんです。僕はレギュラーではなかったので、たまたま、レアな一打だったんです。だから、すごいテンションが上がっていて。

『あと1点で追いつく! そのタイミングで俺、三塁にいる! やばい、やばい!』『俺は大事なランナーだから、みんなの人生を分けるランナーだから、本当に大事にしよう』と、思ってはいたんです……。

そして初球、次の打者がパーンと打ったボールが、僕のいる三塁ベースの方に飛んできたんです。本当は絶対に飛び出しちゃいけない状態なのに、僕はなぜか目の前に球が飛んできたボールに、イノシシのように向かっちゃって(笑)

僕は『あっ!!』って思ったんです。監督からの『お前、何やってんだ!!』という声が聞こえるぐらいの感覚に襲われました。それぐらいやばい状況だったんですよ。

既に飛び出してホームへ走っていて、スライディングしても絶対にアウトになるタイミング。僕自身もびっくり。『もう、終わった……大事な時に……』と思っていたら、僕の猛ダッシュに相手チームの三塁の子もびっくりしたのか、ホームへの送球が暴投になり、キャッチャーが取れなくてセーフになって。

監督は『山田の3ベースで全国大会に出場することができた』と、きれいに話してくれたけど、僕の大ミスでたまたま入った1点です(笑)」

テレビ番組で監督が“全国大会へ行けたのは山田裕貴のおかげ”と語ってくれたが、実は大ミスをしていたと、美談を否定。真実を語り終えた山田は、最後に「本当にすみませんでした!」と謝罪していた。

 

番組情報

山田裕貴のオールナイトニッポン

毎週月曜 深夜 25:00~

番組HP

映画・ドラマ・CMと大活躍中の俳優・山田裕貴が月曜日オールナイトニッポンを担当! 放送中は番組へのメールもお待ちしています! 山田裕貴と一緒に月曜の夜を楽しみましょう!

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