7月19日（水）深夜、乃木坂46で3期生の久保史緒里がパーソナリティを務めるラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」（ニッポン放送・毎週水曜25時～27時）が生放送。「オールナイトニッポン0(ZERO)」の水曜日パーソナリティで、テレビプロデューサーの佐久間宣行と、「上柳昌彦 あさぼらけ」のパーソナリティでアナウンサーの上柳昌彦が登場する一幕があった。

乃木坂46 久保史緒里

深夜27時からの「オールナイトニッポン0(ZERO)」を控えていた佐久間が、番組後半に“助っ人”として登場。以前から「バラエティに苦手意識がある」「無理して笑いを取ろうとして空回りをしてしまっている」という久保が、数々のバラエティ番組を手掛ける佐久間に相談する場面があった。

久保：どこに行ってもバラエティが本当にダメで。どうしたらいいですかね？ もちろん、出させていただくのはありがたいから、全力で番組にお返ししたい気持ちがあるんです。でも、“久保の個性”としての面白みが何にもないんです。

佐久間：面白みがないと思っている人を呼ばないですよ。呼ばれた理由があるから“呼ばれた理由は何だろう？”を考えるのが一番いいと思います。

それを予想して、それに全掛けしていれば、今のバラエティに出ている大抵の芸人さんはプロ中のプロなので、何とかしてくれます。

久保：1個、自分の芯を持って、ゆだねていれば良かったんですね。

佐久間：そう、苦手なら「苦手」を前面に出すのも手だと思いますし。

久保：そうですよね……。

佐久間：バラエティ番組で何もできなかったと思ってるのは、自分だけですよ。まず、出ているだけでプラスなんだから。加点方式ですよ。特に バラエティのプロではない、アイドルの方は、出ているだけで100点です。

久保：確かにそうですね。

佐久間：あと、できる人と比べてもしょうがないでしょ？ 弓木（奈於）さんとか。

久保：弓木ちゃんとは比べられない……！

佐久間：久保さんにも他の人には無いものが、たくさんあるじゃないですか？ ヨーロッパ企画の演出家の上田（誠）さんも褒めていましたよ。「とにかくすごい」って。

久保：……すみません、なんか、すごい泣けてきちゃった……。うれしい。

佐久間：いやいや、泣かれたら俺、どうすればいいか分からないよ！……待って、待って！ 泣かないで！

佐久間の丁寧なアドバイスと励ましに、思わず泣いてしまった久保。涙ぐみながら「わざわざ駆けつけてくださって、バラエティの悩みまで聞いて、贅沢すぎるじゃないですか。佐久間さんとマンツーマンでお話できるなんて、みんながしたいことなのに……」と、感謝を述べた。

さらに番組終盤、早朝4時30分からの番組「あさぼらけ」を控えていた上柳アナウンサーも、急きょ駆けつける。

何度も感謝を述べる久保に、「ラジオは横の繋がりの長屋みたいなものですから。お隣の佐久間さん、そのまた隣の私が『おおっ、どう？』なんて訪ねて来るのは、よくあることですから。ぜんぜん負担に思わないでください」と励まし。

久保の初写真集「交差点」の話や、上柳の娘が久保と同い年であること、乃木坂46のライブやラジオなどの久保の仕事ぶりについて語るなど、和やかなトークが展開した。