山田裕貴「本当に素敵な人だった」 知られざる星野仙一監督との思い出を語る

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8月7日(月)深夜、俳優の山田裕貴がパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週月曜24時~24時58分)が生放送。元プロ野球選手の父(山田和利氏)を持つ山田が、星野仙一監督との思い出を語った。

山田裕貴

星野仙一監督との思い出を語る山田裕貴

「僕は星野監督に2回お会いしたことがあって。小学3年生のとき、僕の左ほっぺをギュー! っとつねってきました(笑)。

星野監督は『闘将』と言われていて、本当に怖いイメージだったんです。『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』(フジテレビ系)では、星野監督がすごい怒ってるシーンが結構使われていたし、僕も会うときはビクビクしていました。

父に『星野監督ってどんな人?』と聞いたときも、『怖かったよ。俺も何度も怒られた』と言っていました。でも実際に会ってあいさつすると、星野監督がほっぺをつねって、すっごい優しい顔で、ニコッと笑ってくれて、『星野監督、優しかったなぁ……』ってずっと覚えているんです。

他にも毎年、選手たちを支えてくれている奥様方たち宛に結婚記念日にお花が贈られて来ていたので、そんなことまで気づかってくれる、本当に優しい方でした。

僕は20歳の頃、俳優を目指そうと東京に出ましたが、『いつか星野監督にも見てもらえるような俳優になれたらいいな』と心の奥底で思って、目標にもしていたんです。

それから何年か経って、星野監督が体調崩されたとき、たまたま父親は会えたそうで……。急に父から電話があって『星野監督が、お前の息子ちゃんと俳優として頑張っとるらしいな。“頑張れ”って伝えといて、って言っていた』と。

その会話が、星野監督と父親の最後の会話だったそうですが、『僕のことを知ってくれていたんだな』ってうれしさと同時に、『頑張らなきゃな』と思いました」

星野仙一監督といえば、厳しく熱い指導から「闘将」と呼ばれ、中日、阪神、楽天を優勝に導いた。しかし、選手の子どもには優しい顔を見せ、母には花束を贈ってくれたことから、「やっぱり本当に素敵な人だったな……」と、しみじみ回想。

山田は、「本当に人を思う人だから、あれだけ強いチームが作れたり、人に厳しかったりもしたのかな」とも語り、思い出に浸っていた。

番組情報

山田裕貴のオールナイトニッポン

毎週月曜 深夜 25:00~

番組HP

映画・ドラマ・CMと大活躍中の俳優・山田裕貴が月曜日オールナイトニッポンを担当! 放送中は番組へのメールもお待ちしています! 山田裕貴と一緒に月曜の夜を楽しみましょう!

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