フリーアナウンサー・新井恵理那がパーソナリティを務めるニッポン放送『デロイト トーマツ グループ presents 新井恵理那 Leader's NEXT↗』(毎週水曜 21時00分〜21時30分)。今回は、東京丸の内にあるデロイトトーマツイノベーションパークで公開収録が行われ、食に関するビジネスを手がける5人のキーマンをゲストに迎え、ビジネス展開、食の未来や課題について語られた。

まず、株式会社Kinish COO・澁谷篤志は、「日本のお米を使って、世界の食の問題を解決するフードテックスタートアップ」と会社を紹介。独自の特許製法でお米のミルクを開発し、お米を使ったアイスクリームを販売しており、「最終的には、お米を世界に広めて、おいしいものを食べていたら世界がよくなっていた、の世界を作りたい」と語った。今後は植物性乳製品(ライスミルクコーヒーやお米由来のチーズなど)のラインナップ拡大を目指すという。また、お米の収穫不安定・価格高騰の問題に対応するため、「お米を『植物工場』という屋内栽培で、世界中どこでも作れる技術を開発している」と明かした。
続いて、株式会社コロリド代表・竹内ひとみは、カラフルな粘土遊びのようなクッキー生地を開発・販売していると話した。粘土のように自由に成形でき、トースターで焼くとクッキーになって食べられる「誰でも楽しめるもの」として研究開発したという。アレルギー対応・常温保存可能で、カラフルな仕様での製品は世界初として国際特許出願済みだ。食を「体に良い・悪い」でジャッジする風潮が強い中で、「おいしさや共有する楽しさの世界…心にフォーカスしてて。遊びから興味関心の入り口になればいいかな」「バランス感覚、遊びの部分、ゆるさをもっと楽しめるような世界に」と語った。
次に、ZEROCO株式会社代表取締役社長・楠本修二郎は、「温度を徹底的に0℃・相対湿度を90〜100%弱にコントロールする、冷蔵庫でもない冷凍庫でもない『第三の保管庫』の技術を持つ」と事業を説明した。生鮮食品の長期保存・熟成と、調理済み食品の品質を損なわない冷凍復元(焼き鳥の炭火の香りや寿司の酢が飛ばないなど)の2つを実現している。細胞が壊れないことで、無添加・減塩での輸出産品を可能にする技術も展開中だ。世界人口増加に伴い食料需要が1.6倍に膨らむ一方、食品ロスは40%(約20億トン)に上るという課題に触れ、この技術でロスをゼロにし、食品需要増をほぼ吸収できるという展望を語った。
株式会社NEXT NEW WORLD取締役・旭恭平は、「シルクの研究を起点に、石油・化学原料をシルクたんぱくの研究によって代替を目指す」と会社を紹介。独自特許製法「カラダシルク」によりシルク本来の構造を保ったまま液体化し、経口摂取することで腸内に到達し、アンモニアやコレステロールなどの老廃物を吸着・排出する。腎臓機能の改善が臨床データで確認されているという。腎臓病予備群の多さと、ほぼ全ての猫が腎臓病になるという観点から、人向けドリンクとペット向けサプリメントを展開している。栄養素の「足し算」により腎臓病患者が増加傾向にあるという課題を踏まえ、「体内の毒素を『引き算』で排出することで、貢献できるのでは」と語った。
株式会社ビビッドガーデン執行役員・松浦悠介は、「生産者のこだわりが正当に評価される世界へ」をビジョンに掲げ、「食べチョク」という産直通販サービスを運営する一次産業特化のスタートアップ企業と紹介した。全国1万件以上の農家・漁師と消費者を直接つなぐプラットフォームを運営し、現在は行政・民間企業との地域コラボ商品開発や、国産食材のみを使った自社ブランドの冷凍食品開発も展開している。農家の高齢化による生産者の減少と、良いもの・こだわりある商品への適正な価格転嫁の難しさを課題とし、供給面での高品質な商品の発掘や安定的な仕入れの難しさなど、生産・流通・消費それぞれの課題を踏まえ、「そこの橋渡しをしているような企業になっていきたい」と語った。
食に関するビジネスを手がける5人がゲスト出演した『デロイト トーマツ グループ presents 新井恵理那 Leader's NEXT↗』は、radikoのタイムフリー機能で聴けるほか、ポッドキャストでも配信される。

ニッポン放送『デロイト トーマツ グループ presents 新井恵理那 Leader's NEXT↗』
■放送日時:毎週水曜 21時00分~21時30分放送
■パーソナリティ:新井恵理那
■番組メールアドレス:ln@1242.com
■番組X:@leadersnext1242
■番組ハッシュタグ:#新井恵理那NEXT
■番組HP:https://www.1242.com/eadersnext/
■ポッドキャスト:https://www.1242.com/eadersnext/





