Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね【第1314回】
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画・ドラマを発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。
今回は、6月5日から公開の『山口くんはワルくない』と『Never After Dark/ネバーアフターダーク』をご紹介します。

画像を見る(全10枚) (C)2026『山口くんはワルくない』製作委員会 (C)斉木 優/講談社
『山口くんはワルくない』人を見た目で判断してはいけません!?
斉木優による人気コミックを実写映画化した『山口くんはワルくない』。
恋を夢見る平凡な女子高校生と、コワモテで関西弁の転校生。大人が観てもドキドキしてしまうような胸キュンラブストーリーが誕生しました。
『山口くんはワルくない』のあらすじ
ごくごく普通の女子高校生・篠原皐のクラスに、転校生がやって来た。彼の名は、山口飛鳥。関西弁で話すコワモテな山口くんの姿に、クラスメイトたちは怯えるばかり。
しかし皐は、ある出来事がきっかけで、山口くんは心優しいピュアボーイだということを知る。
みんなにも“本当の山口くん”を知ってもらいたいと思う一方で、自分だけが山口くんを独り占めしたい。揺れ動く皐だったが、ある時、クラスのイケメン男子・石崎琳央から“告白”をされてしまい……。
『山口くんはワルくない』のみどころ
最強ギャップ男子・山口飛鳥を演じたのは、なにわ男子のメンバーとしても活躍する高橋恭平。コワモテなのにピュア、そこに“かわいい”まで加わったコテコテの関西弁男子は、まさにハマり役。照れ屋で優しい山口くんと、ドスの効いた声で睨みを聞かせる“妄想山口くん”。正反対なキャラクター性を見事に演じ分け、新たな代表作とも呼べる好演をみせています。
ヒロイン・篠原皐役は、髙橋ひかる。ある出来事をきっかけに、山口くんの“素顔”に触れて少しずつ惹かれていくという、等身大のヒロイン像を体現しました。
そして、皐の恋のライバル(!?)となる石崎琳央役は、岩瀬洋志。この3人による恋のトライアングルは意外性抜群で、是非とも注目してほしいところ。
さらに共演には上坂樹里、上原あまね、森日菜美、丈太郎、大塚萌香、今堀奏、永岡蓮王など、個性的な顔ぶれがズラリ。そのフレッシュな魅力も必見ですよ。
率直に、そして誠実に、周りの人たちとコミュニケーションを重ねていく。そんな山口くんを観ていると「めっちゃいい人やん!」と、感激してしまうことしきり。それは他の登場人物にも共通していて、まっすぐで愛らしいキャラクターばかり。観ていてほっこりとした優しい気持ちになれます。
彼らが繰り広げる何気ない日常が、ふとした時に輝きを増す。その瞬間を逃すことなく鮮やかに映し出されているのも、本作の見どころのひとつでしょう。
新時代の“全方位モテ男子”山口くんに、女子も男子も沼ってしまうこと間違いなし。エンドロールの最後の最後まで、どうぞお見逃しなく。
『Never After Dark/ネバーアフターダーク』霊よりも怖いのは……。
霊媒師一家に生まれた愛里と、ある事件によって霊になってしまった姉・美玖。死者の魂と交信して怪事件を解決する姉妹の元に、ある依頼が舞い込んでくる。それは、屋敷に出る男の亡霊を祓ってほしいというもの。
怪奇現象が次々と起こる中、除霊の儀式を行う愛里。やがて屋敷に隠された秘密と、亡霊の正体が浮かび上がってくるが……。
Netflix シリーズ「忍びの家 House of Ninjas」でタッグを組んだ俳優・プロデューサーの賀来賢人とデイヴ・ボイル監督が、共同で映像製作会社「SIGNAL181」を設立。その初陣となる劇場映画第1作となるのが、映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』。
古い洋館、クラシックカー、アンティークなインテリア、そして東洋的な思想が垣間見える儀式。西洋と東洋の文化が融合された独特な世界観が、観る者の恐怖を煽ります。エンターテイメント性と作家性を兼ね備えた、上質のネオ・ゴシックホラーです。

(C)2026『山口くんはワルくない』製作委員会 (C)斉木 優/講談社
<作品情報>
山口くんはワルくない
2026年6月5日(金)から全国公開
出演:
高橋恭平 髙橋ひかる 岩瀬洋志
上坂樹里 上原あまね 森日菜美 丈太郎 大塚萌香 今堀奏 永岡蓮王(AmBitious) 山口森広 春海四方 ふせえり
監督:守屋健太郎
脚本:高橋ナツコ
原作:斉木 優『山口くんはワルくない』(講談社「別冊フレンド」連載)
音楽:遠藤浩二
主題歌:「ビーマイベイベー」なにわ男子(ストームレーベルズ)
製作:アスミック・エース 講談社 ストームレーベルズ ハピネット・メディアマーケティング FAB
制作プロダクション:FAB
配給・宣伝・制作プロダクション:アスミック・エース
(C)2026『山口くんはワルくない』製作委員会 (C)斉木 優/講談社

(C)2025 Signal181, Inc. All rights reserved.
<作品情報>
Never After Dark/ネバーアフターダーク
2026年6月5日(金)から全国公開
出演:穂志もえか 稲垣来泉 賀来賢人 吉岡睦雄 正名僕蔵 / 木村多江
企画・製作:SIGNAL181
脚本・監督:デイヴ・ボイル
プロデューサー:賀来賢人
配給:TOHO NEXT
(C)2025 Signal181, Inc. All rights reserved.
公式サイト https://neverafterdark.toho-movie.jp/
連載情報

Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/



















