8月21日(月)深夜、俳優の山田裕貴がパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週月曜24時~24時58分)が生放送。タイの首都・バンコクで現地時間20日に開催された、映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-」のプレミアイベントに出席したエピソードを語った。
「タイに行ってきまして、今日はタイ直帰生放送です!
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』のキャンペーンとしてタイへ行ったんですが、僕が作中で演じる“ドラケン”がタイでものすごく人気ということで、『ぜひ来てください』というお話をいただきました。
舞台挨拶では本当に、お客さんの歓声がすごくて。『こんなにも、世界にも届くんだな』と実感できたし、タイのお客さんの温かさにも触れられて、本当にうれしかったです。
舞台挨拶には、タイの取材媒体が沢山きてくださって
ある記者さんからは『映画館に行く意味とは何ですか?』と、日本ではなかなか聞かれない質問をされたんです。すごい核心をついた質問で……しっかり答えようと思いました。
僕は『今は動画配信などいろいろなサービスがあって、“ながら見”もできるし、1.5倍速も観られますが、作品のすべてを受け取れるかというと、僕は、そうではないと思っています。
映画館は、その監督が何を伝えたいのか、作品や役者が何を伝えたいのかというのを、全身で真正面から受け止めに行く場所だと思うんです。
人を知ろうとする気持ち、相手の心を受け取ろうとする気持ちは、今のこの世の中に足りていないことだと思っていますが、映画館ではそれを真正面から受け取ることができます。
相手を汲み取ろうとする気持ちが足りていないと、戦争が起こったり、いがみ合いが起きたりしてしまうのかもしれません……人について考えたり、見つめ直せたりできる場所が映画館です」と答えたんです。
タイの記者さん達は大拍手してくださって……。プロデューサーの岡田さんも、『あれを答えられる俳優はなかなかいない』と、持ち上げてくれました(笑)」
タイでは、同行した岡田翔太プロデューサーから「休みも取りにくい山田くんに楽しんでほしい」と、観光やグルメを満喫させてもらったことも語り、「タイ、本当にいい所でした!」と感想。
岡田プロデューサーについて、山田は「本当に僕のことを考えてくださって、『ちゃんと休んでくれているといいな、楽しんでくれたらいいな』と、それって、人を想う気持ちだと思うんです。ドラケンも“人を想う心は持て”と言うけど、それを体現してくれる人」と紹介。
最後にタイ語で“ありがとう”を意味する「コップンカー」と言って感謝を伝えた。
番組情報
映画・ドラマ・CMと大活躍中の俳優・山田裕貴が月曜日オールナイトニッポンを担当! 放送中は番組へのメールもお待ちしています! 山田裕貴と一緒に月曜の夜を楽しみましょう!