12月14日(木)、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志と山根良顕がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピン」(ニッポン放送PODCASTSTATIONほか・毎週木曜日配信)が配信。
12月9日(土)に開催された『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』の審査員を務めた田中。ファイナリストのネタの感想を山根と語り合う中、最終決戦に残った3組の印象について振り返った。
田中: 最後は「スパイク」「紅しょうが」「エルフ」の3組の対戦になったんだけど、俺はエルフに票を入れたんですよ。優勝は紅しょうがだったんだよね。4票獲得して、残り2票がエルフということで。
山根: 蝶々が飛んで行く時に、紅しょうがの方ばかり飛んでて、田中のだけエルフに行ったら面白かったんだけど、「野田クリスタル君もこっちかい!(笑)」って思ってさ(笑)
田中: 1人になったら面白いんだけど、逆に1人になるのも怖かったのよ。しかも、スタッフさんが「もう押してください!」って言うまで、ギリギリ悩んでたの。スパイクは面白かったんだけど、他の組に比べて笑いの量で少し評価を落とさなきゃいけなかったのよ。
山根: うんうん。
田中: 紅しょうがとエルフは、笑いの量も物凄くしっかり取ってて、ネタ自体も面白かったしね。どうしようかと思ってさ。1本目のネタは、エルフかな。凄く構成が練られたネタだったし、大会の中で一番面白いネタだったと思ってるんだよ。
山根: そうなんだ。
田中: 紅しょうがの1本目は、どっちかというと力技だったの。大会でどう勝つべきかがわかってきてるみたいで、とにかくでかい声でボケを連発して、互いにツッコんでいくっていう、別に伏線があるとかではなくて、思い切りやって勝ち上がってきたから、1回戦はそうだったなって思ったの。でも2本目のネタの時は、1本目のネタの評価は考えないでくださいってお達しが来てたからさ。
山根: そりゃそうだよね。
田中: で、2本目を観た時に、エルフもめちゃくちゃ笑いを取ってて、しかも、荒川の方もツッコんで笑い取ったりしてさ。複雑な構成なんだけど、はるさんの声も抜群に大会向きの声をしてるって感じだったのよ。
山根: なるほど。
田中: 紅しょうがの2本目の、パンツの中にスカートが入っちゃうネタは知ってたんだけど、それでももう1回見たら笑っちゃうみたいな。でも、俺が最終的にエルフに入れたのは、1番最後の最後でパンツの中にスカートが入ったくだりの時に、一瞬もたついた感じがあったの! 本当に一瞬ね! でもそれがエルフには無かったような感じがしてさ。本当はあったかもしれないけどね?
山根: スムーズに見えたんだね。
田中: だから、もう1回同じネタを見たいなって思うくらい、厳密な採点をしなきゃいけないなって思ったんだけど、エルフの感じが最終的に面白かったかなと思って、票を入れたんだけどね。
自身の中でエルフと紅しょうがのネタの評価を決定づけた瞬間について語った田中。最終的には紅しょうがが優勝を飾った結果についても、「紅しょうがも面白かったからね、何の問題も無いよね!」と、両者を称えた。
番組情報
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