笑福亭鶴瓶が、10月26日放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』（ニッポン放送・毎週日曜16時～）に出演。お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二さんがゲスト出演し、今年6月に発表した結婚生活について触れた。

笑福亭鶴瓶、小峠英二（バイきんぐ）

結婚報告の際に鶴瓶から言われた一言が今、新婚生活の助けになっているという小峠。その時の言葉が「自分が悪いと思っていなくても謝れ」だという。その金言を受けて小峠は“なるほどな”と感じた出来事があったと語る。

小峠がお笑い活動とは別に活動しているバンドのライブに奥さん、そして遠方からの友人がそれぞれ観に来ていた時。小峠は“友人がわざわざ遠くから来てくれたから”と自身の出番終わりに食事へ行き、またライブ会場へ戻ったという。

戻った先で奥さんの様子を見て「なんで怒ってるの？」と聞くと「なんで私を（食事に）誘ってくれないの？」と一言。小峠は“いやでも奥さんも友達と一緒にいるし……”などさまざまな考えが頭を巡ったが、鶴瓶の言葉を思い出した瞬間に「そうかごめん。申し訳ない」という言葉が自然に出てきたという。

「師匠の言葉を聞いてなかったら僕は多分“いやちょっと待て”と言いそうなところを、師匠の言葉があったから謝れたんですよ」「これは僕の中で大きな一歩でしたね」と、結婚生活でのコミュニケーションを理解。反論をしない姿勢の大事さを感じたと語る。

笑福亭鶴瓶、小峠英二（バイきんぐ）、上柳昌彦アナウンサー

その後も、ライブ会場での自身の振る舞いに対し「あの時はそこまで気が回ってなかった」と反省する小峠に鶴瓶は「なんや人変わったな」と感心していた。

すぐには納得できなくても、「まわりまわって向こうが正しいからね」と語る鶴瓶夫婦は、結婚生活53年の中で一度もケンカをした事が無いという。