サンド富澤、アウシュビッツ訪問を振り返る  子どもたちに「本当にアレを見せてほしい」

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10月24日(土)、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしがパーソナリティを務めるラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」(ニッポン放送・毎週土曜13時~15時)が放送。

この日も療養中の伊達に代わり、ピン芸人・狩野英孝が出演した。番組内では「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん 2時間SP」で、ポーランドにある“負の世界遺産”アウシュビッツ収容所に特別潜入する様子が放送された回が大きな反響を呼んだことに言及。戦争の記憶を伝えることの意味や、東日本大震災の被災地をめぐる思いについて語り合う場面があった。

富澤たけし(サンドウィッチマン)、狩野英孝、東島衣里アナウンサー

富澤たけし(サンドウィッチマン)、狩野英孝、東島衣里アナウンサー

富澤は、現地で目にした光景や説明を通じて、歴史の重みを強く感じたという。

富澤:「(撮影で訪れた)殆どの場所で人が殺されてるっていう話をずっと聞くから、地獄絵図をずっと見ているような……本当に考えさせられました」

実際に現地を訪れ、そこで起きた出来事に思いを巡らせた富澤。その話から、番組では東日本大震災の被災地にも話題が広がり、震災の爪痕を残すことや、記憶を後世に伝えることの難しさについて意見を交わした。

狩野:震災の被災地でもあえて直さないってところもありますよね。その爪痕をわざと残して「こういうことが来るよ」という危機感を持たせるために。

富澤:それを経験した人は苦しいし、見たくないから「撤去して……」とかあるんだけど、あとの人に伝えるには、それがそこにあることが一番伝わるので。残したほうが、あとのことを考えたら正解なのかな?っていうね。

狩野:震災とかも「風化させません」みたいな感じで言うと、現地の被災者の人に「もう忘れさせてよ」って言われた時に、簡単に「風化させません」と言うもんじゃないのかなって。

富澤:2つあるからね。忘れたいよという人もいるのでね。

狩野:いろんな考え方がありますよね。

富澤:ひとつの意見じゃないんでね、そこは非常に難しいところなんですけど。

震災の記憶を残し、次の世代に教訓を伝えることは大切さに触れた一方で、被災した人々にとっては、記憶と向き合い続けること自体が苦しい場合もあると、2人はそれぞれの立場や思いを考えることの難しさを語った。

そして最後に富澤は、アウシュビッツでの経験を振り返り、このような私見も述べた。

富澤:見てて思ったのが、いじめの構図にも似てるなっていう。差別的な無視したり、なにかがあって、エスカレートしてって……。周りもやっぱりさ、自分はそういう目に遭いたくないから、傍観者になってしまうというところもあるからさ。だから本当にアレを子どものうちに見せてほしいなと思いましたけどね。

歴史上の悲劇を過去の出来事として捉えるだけでなく、現代社会の問題と重ね合わせ、子どもたちにも考えてほしいと語った富澤は、次の世代へ伝えていくことの重要性を訴えた。

番組情報

サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー

毎週土曜 13:00 - 15:00

番組HP

サンドウィッチマンがパーソナリティを務める生ワイド番組『サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー』

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