昨日(2月21日)、江戸総鎮守 神田明神 明神会館B1で開催された「アニメ×落語×声優」の異色コラボイベント「声優落語天狗連 第2回 supported by 昭和元禄落語心中」。
ニッポン放送アナウンサー吉田尚記と、学者芸人のサンキュータツオさんがMCとして登壇し、アニメ「昭和元禄落語心中」第8話の先行上映の後、感想トークが繰り広げられた。
そして、会場のファンが心待ちにした目玉企画「声優・石井マークさんによる、声優落語チャレンジ」がスタートした。
やや、緊張した面持ちで高座へあがった石井マーク。
持ち前の度胸と笑顔で、落語「子ほめ」を披露していく。
会場からは、目の前で繰り広げられる噺に、笑い声が増えていった。
ふと、見渡すと、会場一番後ろには、稽古をつけた立川志ら乃師匠が。
石井マークの一挙手一投足を見逃さないと真剣な眼差しだ。
そして、約15分に及ぶ「落語チャレンジ」は終了。
会場は大きな拍手に包まれ、「素晴らしかった!」の声がとんだ。
そして、MCを交え、感想トークへ。
石井マークは、「演じなくていいんだよ」と師匠に教えられてことを明かし、「平均点はいったかなぁ」と振り返った。ただ、「落語のテンポなど、満足はいっていないです」と語った彼は、スゴい男なのだと思う。
最後に、「落語がもっと好きになりました。ずっとやっていきたい!」と語った石井マーク。吉田尚記は「2代目山寺宏一さんになれるよ(笑)」と声をかけ、会場は幸せな気持ちに包まれながら、「声優・石井マークさんによる、声優落語チャレンジ」は終了した。