Hey!Say!JUMP中島裕翔と新木優子による青春ラブストーリー『僕らのごはんは明日で待ってる』(2017年1月7日(土)TOHOシネマズ新宿他にて全国公開)の完成披露試写会が行われ、主演の中島裕翔、新木優子、市井昌秀監督が登壇しました。
大歓声に包まれた三人はそれぞれ、「実際にもネガティブな中島裕翔です(笑)。主演させていただいた映画の完成披露という貴重な機会を与えていただき、とても光栄です。最後まで楽しんでください!」(中島)、「今日は沢山の方にお越しいただき、本当に嬉しいです。ありがとうございます!」(新木)、「前作の「箱入り息子の恋」も同じ場所で完成披露を行えたので、「帰ってこれた!」という気持ちで、感無量です。去年の11月頃から準備していたので、今日の日を迎えられて本当に嬉しいですし、キャスト・スタッフ一丸となって作ってきた自信作ですので、楽しんでもらえると嬉しいです。」(監督)と挨拶し、映画完成を喜びました。
中島裕翔が演じるのは、ネガティブだけれどヒロインの小春と運命的な恋に落ち変わっていく主人公・亮太。一方新木優子は、亮太と対照的に超ポジティブだが、ある【秘密】を抱えたまま亮太の前から姿を消す小春役を熱演。市井監督は2人に関して、「中島さんは、今こういう場で見るとすごくキラキラしているのですが、“役者”中島裕翔で見ると、どこか近くにいそうな感じというか、陰を感じるところが魅力的で、いつも黄昏いる亮太にぴったりだなと思いました。一方、新木さんは何といっても笑顔が決め手。コマーシャルではない、小春としての笑顔が見たかった」とキャスティング理由を告白し、中島と新木は思わず照れ笑い。中島は「どうにかそうした陰を感じさせないようにしてきたのですが、監督にはスケスケでしたね。シースルーですね。(笑)」とコメントし、会場を沸かせました。
また、亮太と小春のキャラクターにあやかり、中島は新木が超ポジティブだと感じたエピソード、新木は中島が超ネガティブだと感じたエピソードをそれぞれ聞かれると、中島は「新木さんはベースが常に明るく、可愛らしい笑顔が似合う方なので、大変な撮影の時でも現場がいつも明るくなりました。今年2月頃の寒い時期にソフトクリームを食べる撮影があったのですが、新木さんは「熱い熱い!」って口に出して食べていたのが、可愛らしくて、本当にポジティブだなと思いました(笑)」と語りました。
対する新木は「中島さんはソフトクリームを一口だけ食べるシーンだったので、ずるかった!(笑)その時は本当に寒かったのですが…、ただ、その日の差し入れが温かいおでんだったので、ありがたかったです!」と、エピソードを明かしつつ、「中島さんは、撮影中にネガティブだと感じることは無かったです。隠されていたのかな…?(笑)でも撮影が進むにつれ、中島さん自身「黄昏るのが好き」と言っていたり、ああ意外とネガティブなんだなと後から気が付きました(笑)」と中島を分析。
舞台上でも仲睦まじい掛け合いを見せる二人に、監督は「現場で休憩中に二人が話していても、自然と亮太と小春になっていたのが、本当に嬉しかった」と明かしました。
中島は、ケツメイシが書き下ろした主題歌『僕らのために...』について、「作品に合っていて、亮太と小春はもちろん、周りの人たちの関係性が柔らかな音と優しい歌詞で表されていて、すごくほっこりしました。」と絶賛。またMVにも出演した新木は「MV撮影のときにケツメイシさんとお会いして、ほがらかで優しく気さくな方ということが分かってうれしかったです。ぜひ、『僕らのために...』のMVご覧くださいね!」とアピールしました。
イベントでは、2017年最初のラブストーリーである本作のキーワード「うるキュン!」にちなみ、現在特設サイトで展開中の「キャストを“うるキュン”させようキャンペーン」の紹介とともに、中島、新木も最近“うるうる”“キュンキュン”したことを告白。「テレビの企画で、子供の苦手克服しようと諦めずに頑張る姿に、うるキュンしてます。」(中島)、「今年初めて友人の結婚式に参加して、その2人の姿にうるキュンして、夏に子供が産まれた写真にもうるキュンしました。」(新木)とそれぞれ“うるキュン”エピソードを明かすと、観客から大きな歓声があがりました。
さらに、劇中小春が抱える、亮太が好きだからこそ言えないある【秘密】にちなんで観客から集められた【恋の秘密】エピソードが紹介されると、場内はさらに盛り上がり。
◆“恋の秘密”エピソード紹介
エピソード① “好きだったけど思いを告げられなかった初恋の彼。今度再会旦那さんには秘密です。”
中島「確かに、初恋の人がどうなってるか知りたいですよね。ただ、これはぜひ旦那さんには秘密にしておいたほうが良いと思います(笑)」
新木「伝えられてないから、想いが募ったまま…昇華されてないのかな。」
Q.2人の初恋エピソードは?
中島「小学校の話で、雨の日に相合傘したりしてました。いーだろー!(笑)」
新木「幼稚園の頃、好きな男の子に手紙を書きました。”ぼくもすきだよ”って返事をもらって嬉しかった。」
エピソード② “彼女が初めて作ったチャーハン。その場では美味しいって食べたけど、実は薄かった…”
監督「味が薄かったら僕は言いますね。この年になると結婚意識するから、言いまくったほうが!」
中島「美味しいって言ったのは、彼の優しさですよね。僕も言えないかも。でも彼女の料理が上手くなるように、やんわり伝えてあげられた方が良いかなと思います。ちなみに、小春が作ってくれたケンタッキーはちょっと変わっていて油でギトギトだったのですが、美味しかったですよ(笑)」
新木「せっかく一生懸命作ったので、その場は美味しいって言ってくれたほうがありがたいかなって思います。後から「あの時ちょっと薄かったよ」って優しく教えてほしいですね。」
エピソード③ “私、追っかけられるより追っかけたい派なんです!”
中島「追っかけられる方が楽ではありますよね。昔、一気に3人に告白されたことはあって…(笑)。数日おきに順番に告白されたので、「誰が(中島を)取れるか、って勝負したんだろ!」って思っちゃったりして。調子に乗っちゃいそうでしたね(笑)」
新木「私は追いかける気持ちが先行してしまうかもですね。実は同じ人に3回告白したことがあります(笑)全部振られてしまいましたが…。思った人に思われるのが一番ですけど、中々そういかない場合人は追いかけたくなるのですかね。」
トークが尽きない中、フォトセッションでは、中島の「ぼくごは!」の掛け声に「うるキュン!!」と観客のコールが重なり場内は一体、天井からはうるキュンマークをあしらったハート型の風船が降り注ぎました。最後に、映画を楽しみに待つファンに向け、「日常をじっくり描いた作品です。壁ドンとかもありませんが、みなさんにとって明日を、ちょっとでも元気に生きる糧となる映画になってくれたらいいなと思います。」(監督)、「派手なキュンとする様なドSな男の子ではないですが、だからこそ感じられる人と人との心の通い方など、日常生きる中で感じられる心の機微に触れられるあたたかい作品です。ぜひ一人でも多くの方に観ていただきたいです。」(中島)がそれぞれアピールし、イベントは歓声に包まれながら終了しました。
<ストーリー>
無口でネガティブな亮太。太陽のように明るく超ポジティブな小春。性格は正反対だけど、運命の恋だった。二人が大学生になったある日―突然、小春は亮太に別れを切り出す。実は、小春は亮太に言えない秘密を抱えていた。別れの理由がわからないまま、亮太は何度も真っ直ぐな想いを伝えるが、小春はまったく取り合わず―。社会人になりある日小春の隠す真実を知った亮太は彼女のもとに再び走り出す。出会いから7年、運命の恋が再び動き始める――!
<出演>
中島裕翔・新木優子・美山加恋・岡山天音・片桐はいり・松原智恵子
<監督・脚本>
市井昌秀
<原作>
瀬尾まいこ「僕らのごはんは明日で待ってる」(幻冬舎文庫)
<配給>アスミック・エース
<主題歌>
『僕らのために...』作詞:ケツメイシ、作曲:ケツメイシ & 小松一也 歌:ケツメイシ(avex trax)
<公式サイト>
http://bokugoha.com/
(C)2017『僕らのごはんは明日で待ってる』製作委員会