この夏は東京で世界トップクラスの車いすバスケットボールを観よう!
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7月20日(木)、車いすバスケットボールの新たな国際大会『三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2017』の記者会見が都内で行われた。
本大会は2020年に向けた車いすバスケットボール日本代表の強化とパラリンピックムーブメントの拡大を目的に8月31日(木)から9月2日(土)まで、東京・千駄ヶ谷の東京体育館で開催され、2019年度までの3年連続の開催を予定しており、初回の今年度は強豪国のオーストラリア、イギリス、トルコと日本の4か国が出場する。また、2020年の東京パラリンピック本番に先駆けて各自治体と連携した参加チームの「事前キャンプ」と国際交流イベントの実施、観戦チケットの有料販売(アリーナ席)など、新たな試みも行われる。
大会のスペシャルパートナーである三菱電機は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会オフィシャルパートナーとして、障がい者スポーツをはじめとする様々なスポーツを通じて共生社会の実現に向け取り組んでいる。
会見に出席した男子車いすバスケットボール日本代表・及川晋平ヘッドコーチは「東京2020パラリンピックに向けて男子日本代表は、メダルを“目指す”のではなくメダルを“獲る”ことを目標に定め歩んでいる。(この大会を)10月に行われる世界選手権予選の試金石と考え最大限のチャレンジをしていきたい」と意気込みを語った。
また、日本代表候補の香西宏昭選手は「リオ大会後、日本代表はフィジカルとメンタル面の強化に取り組んでいる。代表合宿に参加して日本選手のレベル、そして自分のレベルが上がっていると感じている。この大会では優勝を目指す」と目標を述べた。
そして、日本代表候補の藤本怜央選手は本大会を『国内で大きな国際試合を経験できる非常に価値のある大会であり、東京2020パラリンピックに向けて結果が求められる大会』とし、「各国の注目選手が集まるこの大会で日本チームがどれだけ活躍できるか会場で実際に観て応援してもらいたい」と呼びかけた。
男子車いすバスケットボール日本代表はリオデジャネイロパラリンピック以降、新たに強化指定選手を選び、『ベーシック』の強化と新たな戦略作りに取り組んでいる。また、6月にカナダで開催された男子U23世界選手権で、U23日本代表が4位を獲得したことも日本代表にとって大きな刺激となっている。
オーストラリア(2016リオ6位、2014世界選手権優勝)、イギリス(2016リオ3位、2017欧州選手権2位)、トルコ(2016リオ4位、2017欧州選手権優勝)…世界の強豪に日本が挑む。
ニッポン放送では毎週土曜日22時から放送中の『三菱電機Presents 鈴木亮平 Going Up』内で『三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2017』を特集し、日本代表候補・藤本怜央選手の出演や男子日本代表・京谷和幸アシスタントコーチによる大会見どころの紹介、そして大会レポートをお届けする。
『三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2017』
期日:2017年8月31日(木)~9月2日(土)
会場:東京体育館(東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1)
大会特設サイト:https://wcc.jwbf.gr.jp/
三菱電機Presents「鈴木亮平 Going Up」番組ページ: https://www.1242.com/radio/goingup/