鶴瓶、吉幾三の娘デビューに親目線で感慨
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2017年8月20日(日)放送「鹿島プレゼンツ 笑福亭鶴瓶日曜日のそれ」では、放送の3日後にメジャーデビューアルバム「Which KU do you like?」を発売するKUさんをゲストに招いての放送となった。
KUさんのお父さんは「雪国」でも有名な吉幾三さん。
鶴瓶さんと吉幾三さんはお互いデビューした時期も近く、かねてから交流も深いこともあり、KUさんの歌手デビューにはまた違った思い入れがあるそうだ。
鶴瓶さんの息子である駿河太郎さんも芸能界デビューしていることもあり、我が子が自分と同じ世界に身を置く心境が重なって思えるのかもしれない。
KUさんは最初、“将来歌手になりたい”とは言えずに“将来は、特技のピアノを生かして、バックバンドとして父を支えたい”と言っていたそうだ。心のどこかで、反対されるのではないかと思い、こっそり練習をしていた、と20代の頃を振り返って語っていた。
それほど、吉幾三さんという存在はプレッシャーにはなっていたのかもしれない。
吉幾三さんは、KUさんの歌手デビューに対して反対することもなく、むしろ応援しており、KUさんの楽曲を聴いてアドバイスをしてくれたりするそうだ。ただ、自らアレンジをして聞かせてくれると、どれも歌謡曲のようになって返ってくるそうだ。それでは英語の歌詞が多いKUさんの楽曲の雰囲気とはまるで違うと、聞き流すこともしばしばだとか。
ちなみに鶴瓶さんは、息子さんが俳優デビューをした頃、舞台を観て“あの場面の間がちゃうで”とアドバイスをしたところ、その舞台を制作していた作家の鈴木おさむさんから“あなたのアドバイスで変な間になった!”と電話がかかり、それ以来息子さんにアドバイスをすることはやめたそうだ。
どの家庭でも親は子のことが気になり、口を出してしまいたくなるもの。鶴瓶さん、吉幾三さん両名の父の姿がちらりと見えた瞬間であった。
【鹿島プレゼンツ 笑福亭鶴瓶日曜日のそれ】
FM93AM1242ニッポン放送 日曜日16:00~17:30
番組情報
鶴瓶とリスナーによるハプニング満載のがちんこ・ドキュメント・バラエティー。