19日(火)深夜放送の、ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(パーソナリティ:ニッポン放送アナウンサー吉田尚記、火曜日レギュラーアシスタント:田所あずさ)にla la larksの内村友美と江口亮が登場。ファーストアルバムリリースに5年の歳月を要した理由が本人達から語られた。
坂本真綾、ポルノグラフィティ、LiSA、さユり、いきものがかりなど数多くのアーティストのアレンジャー・プロデューサーとして活躍する江口をはじめ、内村を除くメンバー全員が、様々なアーティストのサポートを行うアーティストやミュージシャン5人が集まり、2012年に結成されたモダン・ポップ・ロック・バンド、la la larks。
それぞれがミュージシャンとして、確固たるキャリアを持つla la larksだが、江口が言うには、メンバーの中でギターの三井は特に変わっているらしく、学生時代にギターを持っていけないからという理由で修学旅行に行かなかったという、衝撃のエピソードも飛び出した。
そんなla la larksだが、結成から5年が経つにも関わらず、先月、ようやくファーストアルバム『Culture Vulture』をリリースした。なぜアルバムのリリースに5年の歳月を要したのか、その理由が本人達から語られた。
吉田:la la larksがすごいメンバーで、ゴリゴリに活動してて、なんでアルバムの発売まで5年もかかったんですか?
内村:最初からあんまりピュッ!と出すつもりなかったんですね。
江口:ピュッ!とね(笑)
内村:結構みんなピュッ!と出すじゃないですか?(笑)
吉田:la la larksみたいな音楽をやってる人が言うと、面白いですね(笑)
内村:結成してすぐにリリースをする人も沢山いると思うんですよ、名刺がわりみたいな。でも自分もそうだし、la la larksのメンバーっていうのは色々いままでやってきたんで、わざわざそういう風にしなくても、一からライブをやって規模が大きくなったらライブハウスを大きくして、で「家で聴きたいよ」って言われたら、家で聴けるようにCD作ろうかな、みたいな。
田所:へぇ~!
内村:っていう風に、すごいシンプルな。当たり前のことなんですけど、当たり前のことが(この業界では)普通に行われないじゃないですか?
吉田:今だと音楽っていうのは、ビジネスの話が優先になっちゃってるけど、道理からしたらこっちの方が正しいだろうと?
内村:そう。知ってもらうために最初に絶対CD作るけど、でも格好良いことやっていれば段々知ってもらえるかなって思ってて。そういう風にやってたらどこまで行けるんだろう?って思ったんですよね。
吉田:それを積み上げていったら、アルバムまで5年掛かるってことですよね?
内村:そういうことです(笑)
江口:道を行くときに、お客さんが信じてくれるっていうのが、一番確信に変わっていったっていうか。ずっとお客さんに支えてもらってたってのがあったんで、そこはやっぱ信じれましたね。
アルバムの発売まで5年掛かったことに対し、音楽、そしてファンへの真摯な想いを落ち着いた様子で語るla la larks。ビジネス的なことよりも、自分たちのストレートな気持ちを優先させるla la larksにこれからも注目だ。なお、この日落ち着いた様子だったのは、昨日、アルバム完成の打ち上げで飲みすぎたからというのも影響しているという。
この日の放送は期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができる。
<期間限定!radikoタイムフリーで聴く>
番組名:ニッポン放送「ミュ~コミ+プラス」
放送日:9月19日(火)24時~24時53分
パーソナリティ:吉田尚記
タイムフリー:http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20170920000000
番組HP:https://www.allnightnippon.com/mcplus/