“反抗期のフリ”をしてくる娘にどう接したらいい?
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11月27日(月)、Webラジオ『オールナイトニッポンi 荒牧慶彦×松田凌のおしゃべや』の第5回が配信され、「反抗期の演技をしてくる娘にどう接したらいいか?」という母親からの相談に、2人が自身の経験を踏まえて答えた。
『オールナイトニッポンi おしゃべや』は、ドラマや舞台など数々の作品で活躍する若手人気俳優が、毎週2人ずつコンビを組んでお届けするWebラジオ。1組目が北村諒と和田雅成、2組目は荒牧慶彦と松田凌、3組目は橋本祥平と深澤大河、4組目を太田基裕と崎山つばさが担当している。
番組冒頭、まずはお互いの近況報告から始めた2人。荒牧は先日、台湾でイベントを行ったそうで、「すごくいいところで、みんな優しかった。」と振り返った。現地では台湾のコーディネーターと行動していたが、荒牧の要望に応えてマッサージの有名なお店に連れて行ってくれたり、美味しいご飯を食べさせてくれたり、さらにイベントに関してもいろいろ用意してくれたそうで、まさに王様気分だったことを明かし感謝の言葉を述べた。
一方、以前台湾に行ったという松田は、「マッサージは、半ば罰ゲームみたいだった。」と話し、現地で足裏を受けたことを明かした。その当時肝臓が悪かった松田は、肝臓のツボを押されたのがすごく痛かったそうだが、それ以外にもすごく痛いところがあり、そこがどの部位かを尋ねると、なんと大事な部分だったそう。「俺、この歳で…」と若干ショックを受けたことを松田が話すと、荒牧は思わず爆笑していた。
さらに、今年も残すところあと1ヶ月ということで、今年やり残したことや、今年やっておきたいことなどについてもトーク。年末は実家に帰りたいという松田は、「地元の自分って何よりも本当の自分って気がするから。1回0にして1を始めるために戻れる時間がほしい。」「年末年始は毎年京都に行っているから、京都に行かなきゃみたいな気持ちになる。」と話し、いつも通りの落ち着いた年末を送り、落ち着いた気持ちで新しい年を迎えたいと語った。
一方の荒牧は、ずっと思い描いていた夢が1つ叶ったそうで、今年はもう満足しているとのこと。その夢とは“空を飛ぶこと”で、この度の新しい仕事でこの夢を叶えることができたと満足そうに話したが、その話を聞いた松田は、「空を飛ぶという夢を持ってることに、俺は驚きだけどね。」と少々引き気味の様子だった。
番組後半では、リスナーから送られてきた人生相談に答える、『あらまつ人生相談』のコーナーも展開。今回2人が答えたのは、「塾の先生から反抗期は大事と言われた娘が、“反抗期の演技”をしてくるのですが、とても演技が下手なので本気ではないことがすぐに分かってしまいます。こんな娘にどう接したらいいですか?」という母親からの相談。親になった経験はないものの、自分たちなりに考えを巡らせ答えを導き出していく2人だが、その中で自分たち自身の反抗期についても明らかになった。
荒牧:反抗期ってあった?
松田:僕ね、全くなかったですよ。うちが母子家庭だったってのもあったけど、女手1つで育ててくれたオカンに対して反抗するって気持ちはなかったね。
荒牧:俺あったよ、反抗期。俺は、お母さんと一緒に歩きたくなかった。家族と一緒にいるところを見られたくなくて。だから買い物行こうって言われても、行きたくな~いって言ってた。
松田:なるほどな~。(相談者は)「どういう風に言葉を掛けてあげたらいいのか?」ってことなんだけど、マッキーはどう思う?
荒牧:塾の先生に言われて反抗期の演技をしてくるってことは、真面目なんだろうね。微笑ましく見守っていればいいんじゃないかな。人の言葉に耳を傾けて、すくすくとまっすぐに育っているわけだよ。
松田:うん。
荒牧:だからこっちからあんまり、「無理して演技しなくていいんだよ」とか言わないほうがいい。反抗期って、親はあんまり気にしないほうがいいって言うし。
松田:確かにそうだね。
荒牧:俺もあんまり気にされてなかったから。反抗期だからって、「アンタはいちいち逆らって!」みたいなことは言われなかったから。そのままにしておけばいいんじゃないかな。凌はどう思う?
松田:俺はね…逆に反抗されてたからね。
荒牧:反抗されてた?
松田:マッキーがさっき言ってた、一緒に買い物行きたくないっていうのを、向こうが思ってた。
荒牧:あ、そうなの?
松田:俺、昔から私服がエッジの効いた服着てて。買い物行くっていうだけで、俺、黒のハットに黒のコートに黒のパンツの黒のブーツ履いてたの。
荒牧:…暗殺者じゃん(笑)
松田:そんな見た目で言ってたから、オカンと弟が「ちょっと離れてくれ」って(笑)「他人のフリしたいから」って言われてたぐらいだからちょっと意見し難い部分はあるんだけど。親に対して、育ててもらってることへのありがたみが分からない時期ってあるのよ、多分。
荒牧:子供のときは分かんないよね。
松田:あとになってからじゃないと分からないから、今はお母さんとしていてあげたら、それだけでいいと思う。反抗期の演技してたっていうのは、後々笑い話になると思うよ。
荒牧:ハタチとかなったときに「あれ演技だったでしょ?」って言ったら「え~っ!(笑)」みたいになると思うからね。今は触れなくていいかな。
見た目が刺々しく見える松田には反抗期はなく、逆に癒し系の荒牧には反抗期があるという、意外な過去が明らかになった今回の相談コーナー。彼らのトークが白熱した回となった。
Webラジオ『オールナイトニッポンi 荒牧慶彦×松田凌のおしゃべや』第5回は、3ヶ月の期間限定で無料で聴くことが出来る。
また、パーソナリティ4組の初回放送の収録模様を納めたDVDの第1巻が、12月20日に全国発売となる。普段は音声のみで楽しめるWebラジオの模様を映像で観れるチャンスとなっている。
番組概要
番組名:ニッポン放送『オールナイトニッポンi 荒牧慶彦×松田凌のおしゃべや』
パーソナリティ:荒牧慶彦、松田凌
第5回(通算第18回)配信URL:https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_oshabeya_018
番組メールアドレス:oshabeya@allnightnippon.com