アンガールズ田中、長く親しまれる“いじられキャラ”のテクニック論
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15日(金)深夜放送のラジオ番組『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』に、“いじられキャラ”として長く愛されているアンガールズ・田中卓志がゲスト出演。『田中!小宮の!いじられHOW TOスペシャル!』と題して、リスナーから「こんなイジられ方をして、どうしていいか分からなかった」というエピソードを募集し、同じく“いじられキャラ”として確立している三四郎の小宮とともに、いじられる側のテクニックを紹介した。
「職場の誕生日会で、先輩から『“バースデー・ラッスンゴレライ”をやれ』と言われて、パーティーメガネを渡されました。急ないじりにめちゃくちゃ照れながら『ラッスンゴレライ ラッスンゴレライーー』と、お笑いコンビ“8.6秒バズーカ”の真似をした結果、ゲロ滑りしました。僕はどうすれば良かったのでしょうか?」というメールを受けて3人でトークを展開した。
田中・小宮:すぐにやったのは偉い
小宮:でも、しょうがないけれど、恥じらっちゃダメなんだよね。不憫な感じになったからゲロ滑りしているわけで、へっちゃらな感じで対応した方が良いと思う
田中:あと、簡単なのが、アンジャッシュ児嶋さんの技術を使って、『ラッスンゴレライ 誕生日おめでと~!』の後に2秒シーンとなって、『おい!!』ってツッコんだり
小宮:なるほど
田中:アンジャッシュ児嶋さんも、いじられニストだから
小宮:勉強になるな
相田:これは凄い(笑)
小宮:でも、僕でも“2秒の間”を作るのは怖いですよ!?
田中:その、2秒の先に“うま味”があるから!なぜかというと、『ラッスンゴレライ~』って真似をしている時に、“ややウケ”している可能性があるんですよ。だから、一度“シーン”って間を作って、すべった事実を皆に分からせる。あえて一回死ぬの
小宮:滑ることは怖いけれど、“捨て滑り”をする、と
田中:滑っても、何倍もの返りがくるからね。大丈夫。だいぶプラスで終わるから。『すごいね~面白いね~』なんて言われて、人気者になっちゃうよ
ムチャぶりに対応できなかったというリスナーに、上手い切り返し方を真面目に紹介し、熱いアドバイスを送った田中と小宮。いじられキャラはおいしい役どころと見られがちだが、田中は「元々ムチャぶりは面白く返すことが難しいもの。そのことを世の中の人に分かってもらわないとね」と本音を漏らし、この後も、いじられる側の立ち回り方について熱弁した。
番組情報
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