2月23日(金)東京堂書店神田神保町店で、ニッポン放送アナウンサー吉田尚記が、80名の観客を前に緋毛氈が敷かれた座布団に座り自前の着物を羽織って落語「没頭力」を披露した。
本演目は2月23日発売の新刊『没頭力「なんかつまらない」を解決する技術』(太田出版)の内容を著者自身が落語に落とし込んで創作されたものである。この前代未聞の試みはすでに東京・浜松で開催されて大反響を呼んでおり、全国行脚も予定中だ。
本書をつくるにあたり、吉田は人生のラスボス「なんかつまらない」に立ち向かうべく、放送作家の倉本美津留氏、精神科医の斎藤環氏、原井宏明氏、ゲームクリエイターの桜井政博氏、予防医学者の石川善樹氏ら没頭の達人に話を聴いた。それらのインタビューをツイキャスやニコニコ生放送で話し、視聴者とともに没頭して考えながら、4年掛かりで人生を上機嫌で過ごす秘訣「没頭力」を突き詰めた。初版3万部、同書店では「トランプ」本を抑え、週間ベストセラー第一位を獲得するほどの売れ行きを見せている。
Twitterやブログ、読者ハガキなどには本書を読んだ感想が続々寄せられ、「学校生活がつまらない」とうっすら不安を感じていた女子学生からは「今から私は人生を上機嫌にすごしていけそうです。人生一度きりの高校生活を楽しみまーす!!」とのハガキが届いたという。ほかにも「『幸せ』になるスキルが身についた」「ものすごく前向きになれる内容だった」など、全国に「没頭力」を身につけた人々が増殖中。是非、落語とともにこれからの『没頭力』の展開に期待したい。
<書籍情報>
タイトル:『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』
発売日:2018年2月23日
著:吉田尚記(よしだ・ひさのり)
出版社:太田出版
定価:1,111円(税別)
判型:四六判
ページ数:208ページ
ISBNコード:9784778315993
http://www.ohtabooks.com/publish/2018/02/23104312.html