岡村隆史が語るビートたけしへの想い
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3月15日(木)深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」でパーソナリティの岡村隆史が、親交のある水道橋博士(浅草キッド)に、ビートたけしの事務所独立報道の真相を聞くため連絡したと明かした。
岡村は「芸能界に激震と言いますか、ええ~!?というニュースが飛び込んでまいりましたけども」と切り出し、ビートたけしが所属事務所・オフィス北野を退社し独立すると報道されたことに触れた。
現在、岡村とビートたけしは、昨年27年ぶりにレギュラー番組として復活した『ビートたけしのスポーツ大将』(テレビ朝日系・日曜午後7時58分~)で共演中。また過去にこの番組の中で、プライベートでゴルフに行ったことを明かしている。
「ネットで、たけしさん独立ってなった時は『ウワ!』っと思って。すぐ、水道橋博士に『どうなってるんですか?』ってLINEを入れたら、『いや、本人に聞いてください』と返信がきた。“本人に”と言われてもなかなか聞けないじゃないですか。『ビートたけしのスポーツ大将』をやっていますけど、そんなんねえ。
『たけし軍団さんはどうするんですか?』って聞いたら、たぶんね、軍団さんもまだ……。“岡村に言ったらラジオで全部喋られる”そんなことも博士さんも思ったのか『これからも関係性は全然変わりません。殿と軍団の関係性というのは全く変わらないので、これからもずっと一緒です』というLINEがきたんです。とにかくご本人に聞いてください、ということでした。
たけしさんぐらいなったら、本当に芸能界の治外法権と言いますか。たけしさんだけ、たけしさんならでは、ってものがあるじゃないですか。いろいろ無茶苦茶しても、コンプライアンス的に引っかからない、そういう部分もあります。
今までの芸能界って、独立すると何かややこしいことや、多少トラブルチックなことが起きますが、たけしさんの場合は、そういう事はたぶん起きへんと思う。」
この報道を受け、今後の『ビートたけしのスポーツ大将』の放送がどうなるか気になっているという岡村。また、『ビートたけしのスポーツ大将』の放送時間が重なる、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(日曜午後8時)にビートたけしの出演が決定していることから、「あれ、真裏なんですよ。これもたけしさんの治外法権といいますか……」と、テレビ業界的に“裏被り”は異例だと説明。
テレビ業界的に滅多にない“裏被り”だが、その先人でパイオニアは「吉本のほんこんさん」と明かした岡村。ほんこんは『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ・1991年)の真裏で放送されていたNHK大河ドラマへ出演したが、その役は“打ち首”される役だったという。岡村は、「打ち首のシーンで絶対にあの顔がいる、って言われて裏に出はった」と、最後は笑い話で締めくくった。
番組情報
毎週木曜深夜1時は岡村さんが生放送でラジオでしゃべっています。トークとコーナーでお楽しみください!