人気バンドが告白「曲のタイトルは感覚で付ける」

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4月9日(月)深夜放送の、ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(パーソナリティ:ニッポン放送アナウンサー吉田尚記)に、4人組ロックバンド・パスピエの大胡田(おおごだ)なつきと成田ハネダが出演し、楽曲のタイトルの付け方について語った。

人気バンドが告白「曲のタイトルは感覚で付ける」

バンド内では作詞を大胡田が、作曲を成田が担当しているが、楽曲のタイトルに関してはメンバー同士で話し合いがもたれて決定されているという。放送内では4月4日(水)にリリースされたミニアルバム『ネオンと虎』に収録されている楽曲、『マッカメッカ』のタイトルを付けた時の経緯が語られた。

吉田:成田さんの作った曲に歌詞をつけて、さらに『マッカメッカ』ってタイトルをつけるってすごいですよね。

大胡田:これに歌詞をつけるの、サビが大変でしたね。私、韻を踏むのが好きなんですけど、サビってちょっと意味が無いとダメだなって思って、サビだけちょっと時間かかりました。タイトルは成田さんがつけたんですよ。

吉田:え、そうなんですか?

成田:より言葉が面白い感じの、キャッチーなタイトルでなんかないかなって思ったときに『マッカメッカ』って。

吉田:パスピエってバンド名がドビュッシーの曲から取ったとか、そういう話も以前聞きましたけど、それはどういう意味でつけたんですか?

成田:僕は、いろんな伏線張ったりして命名してるんじゃないかって言われるんですけど、結構感覚ですからね(笑)。マッカメッカも「お、マッカメッカがいいんじゃないか」っていう。

吉田:つけたあとに理由をどこかから見つけてくるんですよね。

成田:そうですね。それは歌詞の一節をもじったりだとか、そういう理由付けをしたりとか。で、こういうのどう?って言ってメンバーが「これいいね」って言うときもあるし……。マッカメッカのときは1回タイムラグがあったんですよ。「マッカメッカ……おー」って(笑)

大胡田:あはははは、そうね(笑)

成田:なるほどねー、みたいな(笑)

大胡田:最高じゃん!ってなる前にね(笑)

成田:タイトルをつけるときは僕も一緒に悩むときもあるし、でも僕が自信あるときは、それで押し切っちゃうってパターンもあるんで、今回は絶対マッカメッカが良いよって言って。

大胡田:押し切られました(笑)

このタイトルの付けかたに関して、ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズで、同作品の生みの親である堀井雄二の、ゲーム内で使われている呪文の付け方と同じだと吉田が話すと、成田は、これは良いタイトルの付け方だったんだと笑っていた。

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