笑福亭一門に入った理由は「自分でもできる」と思ったから
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落語家の七代目 笑福亭松喬(しょきょう)がニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(4月11日放送)に出演し、襲名までの苦労を語った。
松喬が落語家を志した昭和54年頃、関西は空前の「桂枝雀ブーム」だったそう。そんな世間に対し松喬は、枝雀師匠に入門する事をどこか躊躇していたとのこと。そしてある時偶然、先代の松喬師匠の癖のない自然体な落語を見た時に「これだったら俺でもできる」と思ったという。
「(師匠を見て)これならできる!と思わなければ弟子にならない」と力説する松喬。それに対し、アシスタントの乾貴美子は「だから(パーソナリティの)春風亭昇太一門は弟子入り志願者が多いんですね。」と返して笑いを誘った。しかし、松喬は実際に入門してから、人前で自然な落語をすることがいかに難しいかを実感したという。
昨年10月に七代目を襲名し、現在襲名披露公演で全国をまわっている松喬。ようやく「笑福亭松喬」の名に慣れてきたそうだが、襲名後しばらくは、名前に早く慣れるために毎朝奥さんに「笑福亭松喬でございます。」と挨拶。すると奥さんが「松喬の家内でございます」と返す。なんとも微笑ましいこのやり取りを、1か月間続けることで、今は間違えることがなくなったそうだ。
高田文夫のラジオビバリー昼ズ
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 11:30~13:00
番組情報
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