4月26日（木）、Webラジオ番組『オールナイトニッポンｉ 新月紫紺大 Energy of Life』の第2回放送が配信され、画家・新月紫紺大が春の八ヶ岳の魅力を存分に語った。

八ヶ岳にあるSHIKANDAI ART HILLSから放送するこの番組。冒頭では初回放送に触れ、「自分の声を聴くのは恥ずかしかった」と語った新月であったが、2回目となる今回は、前回よりもリラックスしたムードで始まった。

まず、八ヶ岳のある北杜市の特徴を尋ねられると、「日照時間が長く、水がおいしい。」「星が綺麗に見える。」という点を挙げ、肉眼で天の川が見えると語った。ゴールデンウィークの八ヶ岳の魅力に関しては「花です。」と答え、桜や梅が一斉に咲くことで見られる景色を絶賛していた。

今現在取り掛かっている作品については、5月のモンゴルでの個展『ダンザンラブジャーが見ていたもの』に向けての作品であるという。ダンザンラブジャーは、モンゴルにいた名僧で、新月も実際に彼が修行していた「地球のへそ」と呼ばれるモンゴルの土地を訪ねたという。「当時の草原の風とか、狼とか、雨とか。そういう自然素材を想像して描いている。」と、自身のこだわりを語った新月。今回はクレヨンも使いながら作品を仕上げているそうで、「絵は技術で描くものではないことを表現したい。」と意気込んでいた。

また、先日コミュニティFMの「エフエム八ヶ岳」の番組に出演したという新月。自身が6年前から体づくりのために始めたゴルフがきっかけで番組に繋がったそうで、「耳で覚えるゴルフレッスン」「人生とゴルフについて」をテーマに『人生のグッドショット』という番組を担当したと語った。ゴルフについては継続的に取り組んでいるとのことで、「今後の目標は世界一ゴルフの上手い画家になること」と語り、笑いを誘った。

また、番組の後半では新月がプロデュースした「銀河の子供たちへ」というタイトルの楽曲もオンエア。八ヶ岳で素材音を作り、ロサンゼルスのモーリス・ホワイトのスタジオで作った記念的な曲であるといい、音楽と絵の意外な繋がりについても語った。

今後は、5月に訪れるモンゴルでさらに成長し、新たな取り組みに挑戦したいという新月。常に精力的に作品作りに取り組む新月の拠点であるSHIKANDAI ART HILLSは、八ヶ岳の美しい自然に囲まれている。ゴールデンウィークのシーズン、花が綺麗に咲き誇る八ヶ岳、そしてSHIKANDAI ART HILLSまで足を運んでみてはいかがだろうか。

Webラジオ『オールナイトニッポンｉ 新月紫紺大 Energy of Life』第2回は、期間限定で無料で聴くことが出来る。

＜番組概要＞

番組名：オールナイトニッポンｉ 新月紫紺大 Energy of Life
パーソナリティ：新月紫紺大
第2回URL：https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_shikandai_002

＜新月紫紺大プロフィール＞

1953年 東京生まれ
1973年 日本大学芸術学部映画学科　入学

山梨大学　客員教授
A.M.S.Cスペイン本部芸術家会員
山東省徐悲鴻芸術学院　名誉校長
山東省済南市　院外画師
山東省国際文化交流協会　副理事
モンゴル国文化大使

公式HP：https://www.shikandai.com/

【個展情報】

「ダンザンラブジャーが見ていたもの」
会期：2018年5月
場所：ウランバートル歴史博物館