ヒップホップ業界は夜型が多い? 人気ラッパー&DJが語る実態
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5月22日(火)、日本一のラッパー・R-指定と、超絶的なテクニックをもつターンテーブリスト・DJ松永による音楽ユニット・Creepy Nuts(クリーピーナッツ)がパーソナリティを務めるラジオ番組『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)で、ヒップホップ業界の生活リズムについて語った。
深夜3時は自分にとって昼間というほど、完全に夜型の生活をしているというR-指定。しかしR-指定に限らず、ナイトイベントなどが多いヒップホップ業界では、規則正しい昼型の生活をしている人間はごく限られているという。
R-指定:俺は完全に夜型の生活ですね。
DJ松永:最近ナイトイベントもそんなに出てないから、別に昼型の生活に戻そうと思えば戻せるのに、昔から夜型だもんね。R-指定は夕方5時からの集合に寝坊で遅刻してくるからね。
R-指定:24時間じゃ足りなくて。48時間は欲しい、最低でも。みんな生き急いでどこ行くんですか?(笑)
DJ松永:ガタガタとウザいですね(笑)
R-指定:自然とレッドブルとかもいっぱい飲んじゃうんですけど。
DJ松永:クラブだとね、レッドブルウォッカとか消費量高いですけどね。でも、規則正しい生活してるラッパーとかDJっていますかね?
R-指定:いますね、1番有名なところだと般若(ラッパー)さん。
DJ松永:般若さんね。
R-指定:般若さんは朝8時前には起きるんですよ、6時とか言ってたな。起きてちゃんと1日トレーニングして、夜の10時ぐらいには寝るって言ってましたからね。
DJ松永:すごいね。有名な作曲家とかプロデューサーのインタビューたまに見るとき、そこにだいたい書いてあるのは「朝7時とか8時に起きて、午前中から仕事してないと良い曲作れない」みたいなこと言ってる人が結構多いんだけどさ、俺は全部疑ってかかってるもんね。インタビューとか自己申告だから。
R-指定:般若さんは結構ガチ。マジでトレーニングしてはるから。1周回って健康的な人っておるよな。
DJ松永:地元の新潟でクラブとか行ってた時は、朝5時とか6時までクラブとかいるじゃん。そっから10時ぐらいに集合してバーベキューに行ってる人とか結構いたもん。
R-指定:おるよな!
DJ松永:ヤバくない!?
R-指定:めっちゃタフやねん!でも俺からしたらその人たちはメッチャまともな生活リズムやもん。だって朝5時まで遊んで、ちゃんと家帰ってバタンと寝て、午前中には起きられる感じ。実質(睡眠時間は)5~6時間。
DJ松永:翌日に影響が出ないタイムスケジュールで暮らせてるっていうね。
R-指定:俺は夜中活動したら、お昼ぐらいまで寝られないもん。
人によって例外はあるものの、基本的にヒップホップ業界では夜型の人間が多いと語る2人。夜型生活を送るR-指定は、ライブ終わりにも関わらず仲間と集まってフリースタイルでラップをしたり、朝までインターネットで動画を見たりしているという。そのせいか、昼間は連絡をしても繋がらないことが多いようで、担当マネージャーを困らせることも多いそうだ。
番組情報
月曜日のオールナイトニッポンは、1MC・1DJユニット「Creepy Nuts」が担当! MCバトル日本3連覇のラッパー“R-指定”とDJバトル世界一のDJ、“DJ松永”の二人によるHIP-HOPラジオ! フロア同様、深夜ラジオ界を爆アゲさせます!
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