5月29日(火)、堀内健と出川哲朗がパーソナリティを務めるラジオ番組「堀内健と出川哲朗のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)が放送。このコンビがパーソナリティを務める番組が“オールナイトニッポン枠”で放送されるのは2015年以来のことで、3年間出演できなかった理由を2人が明かした。
7月に舞台「ホリケン演劇の会」で共演する堀内と出川だが、2人は2015年から過去3回、ニッポン放送で深夜の生放送に挑戦してきた。初回は深夜1時からの “オールナイトニッポン枠”で放送されたが、その後の2016年、2017年は他の番組枠で放送された。
この日、番組冒頭から「やっと戻って来られた。あまりにもひどかったから、誰も聞いていないような放送枠に飛ばされて、やっと深夜1時からの『オールナイトニッポン』に戻ってきた」と喜んだ出川。青春時代にオールナイトニッポンを聞き、思い入れの強い番組ではあるが、初回放送で番組を提供しているスポンサー名を読み上げる“提供クレジット”で噛んだり、ネット局の数も間違って紹介。他にも、オールナイトニッポン枠ではない放送枠でオールナイトニッポンのテーマ曲『ビタースウィート・サンバ』を流し「勝手に使うな」と怒られるなど、様々な揉め事を起こしてきたという2人。
冒頭からやらかしエピソードを紹介したことで、10代のリスナーから「お笑いとして0点」「おい、干され芸人。2時間頑張れ」と2人をイジるメールが届くと、改めて過去の過ちについて振り返った。
堀内:今回で(この2人で)4回目の放送なんですよね
出川:1回目のことを俺は忘れもしない。提供クレジットのところを俺が噛みまくっちゃって、それが失敗の元だったんだけど
堀内:そう。だから今日は『提供クレジットの部分を事前に録音しよう』ってディレクターさんに言われたんだよね
出川:ネット局が「36局」のところを、「60局」って言っちゃったんだよね
堀内:(笑)
出川:なんで言っちゃったのかなあ?36を60……
堀内:これね、大切な数らしいよ
出川:でもさ、増えたんだから良いじゃない。36を16って間違うよりは、60に増えた方が良い
堀内:俺も、良い間違え方だなあと思った
出川:そうそう
堀内:でも、今でもディレクターからねちねちと『あの時はビックリしたよ』って言われる。大した間違じゃないじゃん
出川:良い間違え方だと思うけど、ダメなんですねえ
堀内:あ、きっと誇大広告になっちゃうからだ
出川:俺は1回目の放送が忘れられない!もう、ちょー嬉しくて。『ビタースウィート・サンバ』も流れて、提供クレジットも読めて『やったー!』って思って。でも、そのあと地獄の2年間がきた。スポンサーもつかない、夜中の中途半端な時間の放送だった。やっぱり平日か土曜の(深夜)1時の放送が「オールナイトニッポン」だから
何度も問題を起こしてきたが、「オールナイトニッポン」という番組への深い愛情を語った2人。さらに、普段は出川も堀内もサンダルで出掛けるそうだが「リスペクトして、青春のメモリーだから、サンダルを履いて来なかった」「一度サンダルで家を出たんだけど、ハッ!っと思って、家に戻って履き変えたからね」とその思いを明かした。