さだまさし 精霊流しがヒットした驚きの理由とは!?
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さだまさしが、ニッポン放送「さだまさし音楽活動45周年特別番組 Reborn~生まれたてのさだまさし話します」(6月11日放送)にてパーソナリティを担当し、ヒット曲に関する秘話を語った。
さだは、1973年10月25日に「雪の朝」で、グレープとしてデビュー。その半年後に出たのが、2曲目の「精霊流し」だった。大ヒットを記録した「精霊流し」について、さだは次のように当時の思い出を語った。「なぜか、名古屋からヒットしたんです。東海ラジオの『ミッドナイト東海』という番組の蟹江篤子さんというアナウンサーが、この歌を聞いてくれて号泣してくれて、ラジオで流してくれたんです。すると、突如名古屋で1位になった。レコード会社の人に、名古屋で1位になったから、すぐさま(名古屋に)行くぞ!といわれて、行って指定席に乗って列車を降りたら、グリーン車の前に女の子がいっぱいいたんです。あれ、グリーン車に外国人タレントでもいるのかなと思ったら、その女の子たちが、僕らのほうに向かってダーッと走ってきて、『グレープの方たちですね?』といわれて、『はい』といったら、『お迎えに上がりました』といわれた。先週まで、ネコ一匹いなかったのに。それから、行く先々に女の子がいっぱいになったんです。それから、ザ・ピーナッツの前座も当時やってました。渡辺プロダクションが僕たちを使ってくれてね。ザ・ピーナッツのショーが全国50か所であって、ピーナッツのふたりが今はやりのフォークソングを歌うコーナーがあって、グレープがギターを演奏するわけ。『情熱の花』の後とかに『去年のあなたの思い出が~』って『精霊流し』を歌うわけ。お客さんものれないったら、ありゃしない。でも、その『ザ・ピーナッツ』のツアーの最中に火がついたんですよ。『精霊流し』。いまでも、お世話になった方たちの顔が浮かびます」
「精霊流し」は名古屋からヒットしたという裏話を披露した、さだ。番組では、7月4日発売のニューアルバム「Reborn~生まれたてのさだまさし」の作品も紹介。音楽活動45年を振り返るとともに、これからの活動についても語り尽くした。
さだまさし音楽活動45周年特別番組「Reborn 生まれたてのさだまさし 話します」
FM93AM1242ニッポン放送 2018年6月11日 午後6時~8時
パーソナリティ さだまさし
アシスタント 垣花正(ニッポン放送アナウンサー)