9mmボーカル菅原、ソロアルバムのテーマが”歌謡曲”になった理由とは?

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6月19日(火)深夜放送の、ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(パーソナリティ:ニッポン放送アナウンサー吉田尚記、火曜日レギュラーアシスタント:田所あずさ)に人気ロックバンド・9mm Parabellum Bulletのフロントマンとしても知られる、アーティストの菅原卓郎が出演し、ニューアルバムのテーマを”歌謡曲”に決めた理由を明かした。

9mmボーカル菅原、ソロアルバムのテーマが”歌謡曲”になった理由とは?

6月13日(水)にコンセプトアルバム『今夜だけ俺を』をリリースした菅原だが、なんとこのアルバムのテーマは”歌謡曲”。普段9mm Parabellum Bulletでは、パンク・メタル・エモ・ハードコアなどを内包した、ハードなサウンドの楽曲を中心に演奏している菅原が、なぜ今作で歌謡曲に挑戦したのか、その理由を語った。

吉田:菅原くんのニューアルバム、”歌謡曲”がコンセプトで良いんですよね?

菅原:歌謡曲で良いですよ(笑)

吉田:なぜロックミュージシャンが突然歌謡曲をやろうと思ったんですか?

菅原:色々な要因があるんですけど、アルバムに入っている6曲を今回は歌謡曲にしようって決めたのは、そもそも昨年ソロツアーをやろうって決まっていて、そこでオリジナル曲をやるためには、当然曲を書かなくてはいけないじゃないですか。

吉田:はい。

菅原:だけどその時、バンドで『BABEL』っていうアルバム作りに根を詰めていたら「あれ?曲作る時間がない」ってことに気付いて。その時にギターの滝(善充)がちょうどバンドのライブを休んでる期間だったから「滝くん曲書いてください」ってお願いしたんですよ。

吉田:うん。

菅原:こうなったら歌詞も人に頼もうと思って、言ったら僕の師匠ですけど、いしわたり淳治さん(元ロックバンド「SUPERCAR」のギタリストで現在は作詞家・音楽プロデューサーとして活動)に作詞を頼もうと。で、その2人とどんな曲にしようかというミーティングで、僕はもう”先生たち”にお願いするんだと。

吉田:先生?

菅原:作詞の先生と、作曲の先生にお願いするんだという(笑)

吉田:作詞家さんと作曲家さんを「先生」と呼ぶのって、完全に昭和の匂いがすごいですね(笑)

菅原:そうなんですよ!その構図って完全に歌謡曲だなって。僕は歌うだけですから。それで、この2人と一緒にやって結果的に楽しめるものにするには、僕を歌謡曲シンガーというか、沢田研二にしてくださいみたいなオーダーが良いだろうと(笑)

吉田:あはははは(笑)

2人の”先生”に楽曲制作をお願いしたことにより、自分は歌謡曲を歌うシンガーになろうと決意したと語る菅原。そこからさらに話し合いの中で「キザな曲をやろう」「全部ラブソングにしよう」といったアイデアが出たことにより、今回のアルバムのコンセプトが固まっていったそうだ。

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