1970年代のヒロインは夢に向かっていた
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「草野満代 夕暮れWONDER4」(7月25日放送)で、「NHK朝ドラのヒロイン」にまつわるエピソードを紹介した。
「朝ドラ」と言えば、ヒロインが「夢」を追いかける姿がとても印象的。
例えば、
「半分、青い」は少女漫画家。
「まれ」はパティシエール。
「あまちゃん」はご当地アイドル。
「とと姉ちゃん」は雑誌編集長。
そして、来年4月からの「夏空」は、アニメーター などなど…。
時代と共にヒロインが夢みる「職業」も様々、夢を追いかけるヒロインの姿には、心を打たれる。
しかし、映画評論家で、朝ドラマニアの清水節は…
清水)最近の朝ドラのヒロインは、夢の持ちようが下手な気がするね。
1970年代の朝ドラは、夢に向かって精進するさまが、精神的にすごく強い印象でした。
ところが最近は、ちょっと漠然としていて、すぐに挫折してしまう。
80年代中盤までは、女性が社会に進出するというのが大きなテーマだったんですよ。
時代が変わっても、ひとりの少女がけなげに夢に向かって挑戦するのは、心打つものだ。
草野満代 夕暮れWONDER4
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)