9月15日(土)、「京都国際マンガ・アニメフェア2018」が京都市で開幕した。
「京都国際マンガ・アニメフェア2018」(以下、京まふ)は、西日本最大級のマンガ・アニメのイベントで、2012年にスタート。会場では、漫画・アニメ関連のブースやステージイベントが展開され、今年は9月15日(土)・16日(日)の2日間、メイン会場のみやこめっせと第2会場の京都国際漫画ミュージアムで開催。
メイン会場隣接のロームシアター京都では、「京まふステージ」と称して様々なイベントプログラムが組まれたが、その端をきる式典として、「京まふ2018 オープニングセレモニー」が10時から行われた。
門川大作 京都市長や、松谷孝征 実行委員長などの挨拶が行われたあと、京まふ応援サポーターの声優・梶裕貴、アイドルグループ22/7が登場、鏡開きが行われ、随所で22/7のメンバーになりきってコメントをするなど会場を盛り上げた梶であった。
「京まふステージ」ではこのあと様々なイベントが次々と展開。午後1時25分から行われたのは「SSSS.GRIDMAN スペシャルトークショー in 京まふ ~おいでやす!グリットーーク!」。10月からスタートするTVアニメ「SSSS.GRIDMAN」のトークイベントで、メインキャストの声優である広瀬裕也、斉藤壮馬、宮本侑芽、上田麗奈が出演し、MBSの宣伝マンで、アニメ好きの元アナウンサー・鈴木健太による進行で行われた。
本人たちも言うように4人の“仲の良さ”が終始滲み出るトークとなり、広瀬を3人が愛情のあるいじりをしながら展開されていった。アフレコ収録後はいつも“ごはん”や“飲み”に行っているという話題になった時も、アニメのPVにも出てくる重要ワード“記憶喪失”にちなんで、「記憶をなくす」という言及があったり、“初座長”を務める広瀬の「座長感」をどんな時に感じるかという話題の際には、「お店を予約してくれるとき」と言われたり。
そんな広瀬からの提案で、イベントの恒例となっているアクションでこのステージを締めることとなった。両手を十字にクロスさせ、「アクセス フラッシュ!」とコールするのだが、会場のオーディエンスも巻き込んだアクションとなり、キャストだけではなくオーディエンスも“一体感”を感じる空間となり、いい形での作品への引き込み方となっていた。
その後も「京まふステージ」では、様々なステージが展開され、午後3時15分からは10月スタートのTVアニメ『とある魔術の禁書目録Ⅲ』のイベント「『とある魔術の禁書目録Ⅲ』京都スペシャルステージ~とうまおばんざいも八ツ橋も食べたいんだよ~」が開催。声優・阿部敦と井口裕香が出演した。
そしてこの日ラストのプログラムは「A応Pステージ@京まふ2018」。放送中のTVアニメ「京都寺町三条のホームズ」OPテーマを担当しているということで、この京都のイベントへ参戦したアイドルA応P。まず、佳境を迎えているこのアニメの解説や見どころ談義が盛り上がった。
そのOPテーマである「恋に咲く謎、はらはらと」からライブパートがスタート。TVアニメ「おそ松さん」第2期OPテーマ「君氏危うくも近うよれ」、TVアニメ「ダイヤのA」の3代目EDテーマ「未来へつなげ」と続いたアツい流れの中で、A応Pファンはもちろん、初めてパフォーマンス見るオーディエンスも虜にしていたようだ。
そして、この日ラストの曲となったTVアニメ「おそ松さん」第2クールOPテーマ「全力バタンキュー」でホールは最高潮に達した。11月10日の大阪公演を皮切りにスタートする「A応P 3rd LIVE TOUR」への期待感を溢れさせながら、この日の「京まふステージ」はフィナーレとなった。