元文春エース記者が語る、安室奈美恵が沖縄で引退を迎えた理由

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元文春エース記者が語る、安室奈美恵が沖縄で引退を迎えた理由

元・週刊文春記者でジャーナリストの中村竜太郎がニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(9月18日放送)に出演し、9月16日に芸能界を引退した安室奈美恵が沖縄を引退の舞台に選んだ理由について、独自の見解を明かした。

番組パーソナリティーで沖縄・宮古島出身の垣花正アナウンサーは「彼女は沖縄出身ながら、これまで出身地とは距離を置いていた印象があったんですよね。ただ引退の日を発表されてからこの一年は沖縄にグッと近づいた」と、安室の印象を語った。それを受けて中村は「実際に沖縄で取材していく中で、安室さんにとって沖縄が特別な存在だということを実感しましたね」と取材した際のエピソードを語った。

安室は、友達の付き添いで行った「沖縄アクターズスクール」のオーディションで、当時校長だったマキノ正幸から「特待生でもいいから来ない?」とスカウトされたことがきっかけで芸能の道へ飛び込んだ。しかし当時は、決して恵まれた家庭環境ではなく、スクールに通うバス代が出せないほど経済的に苦しかったという。そこで、安室はスクールまで1時間の道のりを毎日歩いて通っていたとのこと。中村が実際にかつての安室の自宅があった場所から、アクターズスクールがあった場所まで歩いてみたところ「かなりアップダウンがあって、坂の多い道で、こんな道を1時間以上かけて歩いたのか…。」とスターになる前の安室の努力に驚いたという。

また、今回、安室の母のお墓参りをしたという中村。そこで取材をした際に、安室と母の絆がうかがえるエピソードを聞いたという。「SUPER MONKEY‘S」としてのデビューが決まり、いよいよ上京という時。安室がボストンバックを抱えて家を出ようとした際、安室の母は寂しさからか「行かないで!」とボストンバックを奪ったそう。そこでしばらく、「行く」「行かないで」というやりとりをしたが、最終的に安室が「私、絶対成功するから」と泣きながら家を飛び出し、そんな安室の背中を母は放心状態ながらも笑顔で見送ったという。

これまで波乱万丈の人生を歩んで来た安室奈美恵。中村は最後に、「故郷・沖縄はそんなスターである彼女の原点と言える場所だったのかもしれません。その原点にもどり、沖縄を笑顔で自分のキャリアを全うする地としたいという思いがあったのだと思います」と語った。

垣花正 あなたとハッピー!
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