9月28日(金)、13時から17時20分までの4時間20分にわたる特別番組「ありがとう50周年!垣花正と新内眞衣のオールナイトニッポンミュージックリクエスト」(ニッポン放送)が放送。パーソナリティはニッポン放送アナウンサー 垣花正と、乃木坂46の新内眞衣が務め、「オールナイトニッポン」の歴史を音楽と思い出のエピソードで振り返った。
「オールナイトニッポン」は、昨年2017年10月に放送開始50年を迎え、そこから1年間、“50周年イヤー”として様々な企画や番組を実施。今回の特別番組は、50周年企画の締めくくりとして、音楽とエピソードであらゆる年代の「オールナイトニッポン」を振り返った。
新内は2016年春から、毎週水曜日27時から放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」のパーソナリティを務めているが、就任当初は何を話せば良いか分からずに苦労し、抜擢されたときも不安を感じていたという。
垣花:新内さんは、『オールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティを任されたときのことを覚えていますか?
新内:覚えています。(乃木坂46の)MVを撮っている隙間時間に呼ばれて『オールナイトをやることになったんだけど――』って言われて。『えー!?』ってなったのを凄く覚えています。冬の、寒い日に
垣花:その、『えー!?』っていうのは疑問形?
新内:疑問形で、不安も大きかったです。『オールナイトニッポン』という名前を知っていたので、その責任とか重圧はいっぱいありました。初めは、1人でパーソナリティを務めるということも知らなくて
垣花:乃木坂46で番組をすると思っていたんだ?
新内:そうです。そうしたら1人でやるということだったので、さらに『えー!?』ってビックリしました
垣花:“楽しい”と思うまで、時間はあまりかからなかった?
新内:いえ、番組は1年ぐらいで終わると思っていたので、最初の1年間は全力投球でがむしゃらでした、すごく。番組が始まる前や、終わった後に打ち合わせをしている中で怒られることもけっこうありました。でも『こういうことは、こう言った方が良いよ』ってフィードバックしてくれるので、それが2年目3年目に活きていると思っています
垣花:ニッポン放送のスタッフってどう? 扱いが雑でしょ?(笑)
新内:まあ、雑ですけど――、愛があると思っています!(笑)
番組スタッフからの扱いが雑だということを、全く否定しない新内だったが、「その奥に愛があるのが分かっているので、雑に扱われても大丈夫です」と信頼の上で関係が成り立っていると語った。
また、番組には1993年4月から「オールナイトニッポン」の2部、同年10月から1部のパーソナリティを務めた松村邦洋、現在も毎週金曜日に「オールナイトニッポン0(ZERO)」のパーソナリティを務めている三四郎の小宮浩信と相田周二、1969年に「オールナイトニッポン」のパーソナリティを務めた高嶋ひでたけがゲスト出演。各出演者やリスナー、当時の番組スタッフによる、番組の思い出や世間を騒がせた事件を紹介したほか、「虹/福山雅治」「DO-DO FOR ME/知念里奈」「元気です/吉田拓郎」など、50年の歴史を彩った数々の楽曲がオンエアされた。