甲本ヒロト・真島昌利が語る「初めての真空管アンプの選び方」
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10月10日(水)深夜放送のニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』に、ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトと真島昌利が出演し、真空管アンプの選び方を語った。
甲本・真島共に、音楽を聴く際は真空管アンプを愛用しているという2人。甲本が真空管アンプにこだわる理由は、元々の音を真空管アンプを通して増幅させるその過程が、ロックを聴くのに非常に合っているからということだという。そんな真空管アンプ愛好家の2人が、リスナーからの質問メールをきっかけに、初めての真空管アンプをどのようにして選べば良いのかを語った。
吉田尚記アナウンサー:リスナーさんからの質問で「最近、真空管アンプが気になって調べているのですが、色々ありすぎてどれを選べばいいのか分かりません。ロックンロールをレコードを最高にカッコいい音で聴きたいのですが、オススメとかを教えて欲しいです」というのが来ているのですが……
甲本:どれを勧めるって言われたら、ちょっと一言では言いづらいんだけど、僕が1番最初に使った真空管アンプは自作のキットだったんです
吉田:あー! ありますねそういうの、今でも!
甲本:それでも十分楽しかったよ。僕が購入した時は3~4万円ぐらい。でもその代わり自分で作るんだよ、半田ごてと半田で
吉田:今でも秋葉原とか行くとセットで1式売ってたりしますよね
甲本:そんなのあるね! そういうところ(専門店)に問い合わせて「初めてなんだけど良い真空管アンプ無いかなぁ?」って聞くと、ちょっと怖いけど丁寧に教えてくれます。あのね、知ったかぶりしないほうがいい、絶対むこうのオジサンに勝てるわけないから「僕なんにも分かんないですけど~」って言うと教えてくれる(笑)
吉田:真島さんも真空管アンプ使ってるんですよね?
真島:うん、僕も使ってるよ。あのね、決め手は見た目のかっこよさ
甲本:あはははは(笑)
真島:いろんな真空管アンプが出てるけど、自分が1番かっこいいと思う物を買えば良いんじゃないかな? 間違い無いです
吉田:確かに「見た目のかっこよさも性能じゃないの?」って思いますよね
真島:そう、僕がそう思ってるから。見た目がかっこいいのは性能もやっぱり良いんだよね(笑)
このあとさらにより具体的に、真島も使っているというEL34という型や、KT66やKT88という型から入れば間違いという話題で盛り上がった。話の最後には、甲本からリスナーに向けて、真空管アンプといった所にこだわっている人には「これから楽しいことがたくさん待っている」というメッセージが送られた。
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