受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』
全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。

全国の受験生を応援する『おうえんしナイト』。今回は福島県会津美里町にある伊佐須美神社にやってきました。強運が御利益という伊佐須美神社にてランパンプスが合格祈願してまいります。

――それでは境内に入って権禰宜の谷内大樹さんにお話を聞いてみましょう。

小林:ランパンプスと申します。よろしくお願いいたします。
谷内:谷内です。よろしくお願いします。
小林:早速ですが、伊佐須美神社のご由緒、創建の歴史を教えていただけますか?
谷内:2100年ほど前、西暦でいうと紀元前88年まで遡ります。
寺内:紀元前!?
小林:西暦オーバーキル(笑)。
谷内:もともとは、この場所にあったわけではなく、新潟県と県境に跨った御神楽岳(みかぐらだけ)という高い山の上にお祀りされていました。

寺内:ここからどのくらいの距離なんですか?
谷内:町もいくつか隔てていて、1つ2つ山を越えたところです。伝わっている山だと博士山と明神岳という山がありまして、そこを転々として、今から1400数十年前にこの場所に移ってきました。
小林:引っ越したのが1400年前(笑)。

寺内:当時は山や岩などが信仰の対象になっていたんですか?
谷内:詳細はわからないですけども、他の神社さんと違わず御神体と云われるものがあって、そちらに対してお祀りをするような形だったのではないかと。
小林:どんな神様をお祀りされているのですか?
谷内:御祭神は四柱いらっしゃいます。総称して「伊佐須美の大神様」と呼んでおり、まずは伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)。それから聞きなれないと思うんですが、大毘古命(オオヒコノミコト)と、建沼河別命(タケヌナカワワケノミコト)になります。
寺内:タケヌナカワワケ?
小林:一発でいけた?
寺内:一発だよ!

小林:もう一回いいですか?
寺内:タケヌワ、カ、カコバ……高輪ゲートウェイ。
谷内:(笑)。

小林:品川の横にある新しい駅じゃん。
寺内:はい。
小林:はいって言っちゃダメ。
寺内:2100年前は山の上にあったんだけど、どんどん移動して、高輪ゲートウェイへ?
小林:違います(笑)。
寺内:イザナギ・イザナミはオリジンなイメージですけど、その他の二柱さんはどんな逸話があるんですか?
谷内:2100年前、大和の外であった東日本の平定のために朝廷より二人の皇族が遣わされました。建沼河別命の父である大毘古命は北陸道の日本海側を北上し、建沼河別命は反対側の東海道を。そして、それぞれの道を平定していき、この会津で再会しました。それを記念し、国をお守りするために、自分たちの親神様である伊弉諾尊と伊弉冉尊をお祀りしたのが伊佐須美神社の起源になります。本来は伊弉諾尊、伊弉冉尊のお二方でしたが、その皇族のお二人の徳も讃え、後世、お祀りするようになりました。

寺内:会津は、日本の東北地方、北陸地方を平定するきっかけの拠点となった場所なんですね。
谷内:その時に「会津」という地名が生まれたと云われています。「津」というのは水辺という意味で、ここ昔大きい湖だったんです。
寺内:面白いですね! 皇族の親子二人が会った水辺の地域、「会津」!
小林:会ったとき、「うぇーい!」ってなっただろうね(笑)。

寺内:お祀りされている神様にはどういうご利益があるんですか?
小林:ハイタッチしろよ!
谷内:(笑)。縁結びや、方位除けといったご利益で御参りされる方もいらっしゃいますが、まずは「強運」が伊佐須美神社の特徴になります。一般的な強運とは違い、身体に宿っている魂を強くし、妨げるものに負けない運を添え、自分の魂の部分を強くするのがこちらの神様なんです。

小林:単純にギャンブル運が上がりますとかではなく、ステータスアップなんですね。そこをグッと上げるぞと!
寺内:持っている潜在的な力の鍛錬、訓練の場みたいなことだから、受験生にぴったりじゃないですか!

谷内:まさにそう思います。
寺内:日頃から鍛錬、訓練されている方が一層、力を引き出せるように、ということならアスリートさんも来たりするんですか?
谷内:アスリートに限らず、著名な方はお忍びでいらっしゃいます。ただ、私がそういう方に気づかないタイプなので(笑)。
寺内:お忍びなのがより説得力ありますね。
小林:「2体1組の強運お守り」とはどういうものなんですか?
谷内:先ほどの内容そのままの強運のお守りになります。八方除けという御神徳もこの神社にはあって、ここでいう八方除けというのは、八方塞がりのお祓いだけでなく、方位に関わる全ての災いを祓うんです。
寺内:方位に関わる全ての災い!?
谷内:凶方位、吉方位、好まない方位、あとは星の巡りですね。方位の「良いこと、悪いこと」は変わるので、悪いことを祓い、ご利益、運、魂を強化して、強運につながるんです。

寺内:最強風水グッズみたいなことだ。
谷内:こちらのお守りは、玄関の左右に下げておくものなのですが、人生の一大事のとき、それこそ受験などの時に玄関から1つ持っていくんです。
寺内:普段は玄関に掛けておくけれど、ここぞという時は手に取っていくんだ!
谷内:2年間のお守りとなっており、強いご祈祷をしていて、籠もっている御神気も強いので最初は家のお守りとして玄関の両脇に下げていただきます。また、個人で持つには強すぎるので、2年目に御神気が薄まったところで、やっと個人のお守りになるんです。
小林:1年目は持っちゃダメなんだ!?
谷内:あまりにも強いご祈祷をしてるので、家、家族全体が対象なんです。本当にここを守って欲しいという時には持っていって大丈夫ですが、戻ってきたらまた玄関に下げておきます。
寺内:その「あまりにも強いご祈祷」というのを見たことがなくて、どういったものなんですか? 一般の御祈祷と全然違うんですか?

谷内:流れ的はそんなに変わらないんですけども、そこに「どれだけの祈りを込めるか」がありまして、さらに、神社での御祈祷の後に、お守りを受けた人も、とある作法で受け取っていただくんです。なので、神社の祈願と個人の祈願を込めることになります。
小林:受け取る側もやることがしっかりあるからグッと籠るんですね。
谷内:一般的には、お守りは紙の袋に入れて渡されますが、ここでは絶対に袋に入れないでお渡します。「袋を嫌う」という言い方をするのですが、神社にいる間はお守り自体が、御神気を吸い込むと考えられているので、お渡しした後は、鳥居を出るまで、中指にお守りの輪っかを通して下げた状態でいていただきます。手のひらは、神道では掌(たなごころ)と言って、神様がお宿りになる場所なんです。

寺内:だから中指にかけるんだ。

※ストラップを中指に通して手のひらからご神気を吸い込む。
谷内:手のひらから自分で御神気を更に込めていただくんです。
寺内:ドリップコーヒーですね!
小林:もうギュッと濃縮したエスプレッソ(笑)。
谷内:「祈り・御神気が二重、三重に込められるお守り」という意味では、他ではないと思います。その後、例えばご神木の周りを回ってもらったり、なるべくたくさんの時間、境内で御神気を吸収していただき、鳥居から出たら、外して持ち帰るという作法がございます。

※早速境内の御神木を巡る寺内氏。
小林:ルールがある分、効果が絶大になる……誓約と制約ですね。
寺内:『HUNTER×HUNTER』であるけど!
小林:ジャッジメントチェーン!
谷内:2年目は常日頃から持ち歩いてもらって結構ですが、持ち歩くのは1つだけなので、もう1つは家族や親しい人に差し上げていただきます。
小林:2年目にはちょっと薄まってるわけじゃないですか。その時にもう1回来て新しいのを、ということはしない方がいいんですか?
谷内:そこでお取り替えですね。一番いい手順は、家のお守りから個人のお守りに下げた後に、家の守りを新たにと、2年に1回じゃなく、1年ずつ循環していくことです。
寺内:めっちゃいい! やりたくなる!
谷内:昔は特別なご祈祷をした人にしかお渡ししていなかったのですが、平成に入ってから「欲しい」という方が増えたので、外にお出ししました。
寺内:表参道を歩いていたら、おばちゃんが「これすごいよ! やり方もあるの!」って指さして教えてくれたんですよ。
谷内:ぜひ強くお勧めしたい思いが強くて(汗)、、表参道を通らない参拝者も稀にいます。
一同:(笑)。
寺内:すごく明るい方でしたよ(笑)。帰り絶対あそこ寄ろう!

※帰りに強運守りを購入する寺内氏。
小林:受験生の参拝も多いんですか?
谷内:多いですね。また、2月25日が、参道にある菅原神社の本天神というお祭りの日で、道を挟んだところにある文殊院というお寺も同じ日に文殊大祭という学問のお祭りがあり、重なるので、二所参りと言って、文殊様と天神様の両方を参りされる方が昔から多いです。なので、この時期は受験生とその家族のご参拝が増えます。

※道真公の末社「菅原神社」で受験生の合格祈願をするランパンプス。
小林:他には末社あるんですか?
谷内:各参道に点在しております。
寺内:大きい神社ですもんね。
小林:そういえば、鳥居の前に大きい木材が横たわっていたんですけど、あれはなんですか?
谷内:境内にあった木を倒したものなんですが、御神木ではなく森の中にあったケヤキの木です。実は、平成20年に火災で焼けてしまって再建の計画で、それに使うために保留のままなんです。
寺内:だからあそこに晒しているんだ。
谷内:ただ、説明書が風で飛んでしまって、置いてあるだけになっているんです。説明書がなかったもので台湾人のツアーの方たちが「パワースポットだ」なんてみんな触って帰っていきましたが、訂正しにくいので、一緒にいた観光協会なんで何も言えなかったようです(笑)。
一同:(笑)。

※再建に使用予定のケヤキの巨木からパワーを感じ取ろうとする寺内氏。
小林:俺たちも「あれはすごい木なんじゃないか」って話していたもんね(笑)。
寺内:だって鳥居の目の前に置いてありましたからね。絶対に力がある木だと思ったけど、パワースポットになる前の木だったんですね。
谷内:火災で焼けてしまっているので、建物としては古いものがない神社で、昭和に入ってからのものしかなく、古いものは御神木しかないんです ただ、御神木は名前のあるものが4本あり、御神木巡りをする方もおります。
寺内:素敵!

谷内:御神木は、1箇所以外は近づけるので、強運お守りを持って回る方もいらっしゃいます。
寺内:さらなる強化だ!

※全ての御神木から神気を吸収する寺内氏。
谷内:一番大切な「薄墨桜」という御神木は、1400年前にこちらに移ってきた時には、すでにあったと言われている桜の木です。火災で何度も焼けてしまっているのですが、そのたびにまた生えたことから、「再生の御神木」と言われています。
小林:この神社すごいわ! 見どころが何個あんだよ!
谷内:見どころといえば、菅原神社には31柱の神様が一緒にお祀りされているんです。
寺内:え? 31柱ということは、菅原道真とポッピングシャワーとベリーベリーストロベリーと……。
小林:違う違う(笑)。2個目からサーティーワンになっているから!

谷内:和歌の別称も「三十一文字(みそひともじ)」と言いますけど、学問成就とその願いを叶えることに特化した神社になっておりますが、学問成就以外にも就職成就や、出世開運にも御利益があります。

小林:生きていく中で必要なものが詰まっているわけですね。
谷内:学問成就、合格祈願だけの神社に見えますが、実は隠れたパワースポットなんです。
寺内:1回、お参りするだけで、31柱のご利益受けれるんですか? それとも好みの 2つを選ぶとか?
小林:違う違う。
寺内:コーンかカップで (笑)。
小林:だから、お前のサーティーワンなんだよ!

寺内:サーティーワン天神店では、年に2回ぐらいダブルがトリプルの時とかあるんですか?
小林:雪だるま大作戦すんな(笑)。
谷内:(笑)。ただ、1月25日、2月25日、12月25日の3回、お参りすると、毎月1回お参りすることと同じご利益があるんです。
寺内:トリプルじゃなくてトゥエルブがあるんだ(笑)! 年末年始の3回を押さえると1年巡った分のご利益があると!
小林:毎月来たら 1年に 21回来たことになるね(笑)。
谷内:この3つの日を三天神と呼ぶのですが、知る人が少なくなってしまっていますね。
寺内:もっと知ってもらいたいですね。
小林:最後に、今、頑張っている受験生にメッセージをお願いします。
谷内:合格祈願の御祈祷では、神頼みではなく、あくまで「皆さんがそれまで頑張ってきた力を限りなく発揮できるように」、神様には「ちょっと手助けをしてくださいね」という御祈願をしていただければと思います。また、家族、友達、神様も含めて見守ってる方が側にいらっしゃると思って、安心して力を発揮して受験に挑んでもらいたいと思います。

寺内:素晴らしい!
小林:本日はありがとうございました。
谷内:こちらこそありがとうございました。

――強運のお守りをはじめ見どころ満載の伊佐須美神社でしたが、いかがでしたか?
小林:2100年という歴史があって、「会津」の語源も知りましたし、なんといっても寺谷さんがずっとやっていた強運のお守りが印象的でしたね。
寺内:運というか、潜在能力強化、ステータスアップのお守りね。中指に下げて手のひらを上にして境内をぐるぐる回ると効果倍増!
小林:RPGの世界のような神社で、NPCの方々もしっかりね。
寺内;いやいや、売り子のおばさま方はノンプレーヤーキャラクターじゃないのよ(笑)。
小林:え? 違うの?
寺内:僕らが通り過ぎた次のお客さんにも同じ言葉をしゃべりかけてたけど NPC じゃないから!
小林:「売りに来た」とかはできるの?
寺内:「売りに来た」は無理(笑)。
小林:いらなくなったお守りを売れないんだ(笑)。
寺内:会津の由来がめっちゃ良かったな。思わずハイタッチしそうになった。
小林:あなたしてくんなかったけどね(笑)。でも、今日は雪も降っていて景観も素晴らしかったよね。
寺内:めちゃくちゃ良かったよ。住んでいる方は大変でしょうけど、観光客としては最高の日だよね。
小林:強運お守りを持って、境内を周っていたけど、どこが一番ステータス溜まった?
寺内:一番感じるのは左目かな。雪が七色に見えるもん。
小林:あー、それよくないもん食ってるわ。
寺内:(笑)。
小林:見どころ満載なので、会津に来た際は、年に1回でなく、3回来てください!
寺内:年末に3回ね!
小林:観光がてら来るのもよい素晴らしい神社なので、ぜひ!
寺内:歴史とパワーを感じる神社でした!

※御朱印を受ける小林氏の後ろに……。
伊佐須美神社は受け取る作法のある強運のお守りなど、他に類を見ない見どころ満載の神社でした。お近くに立ち寄られた際は、是非、ご参拝してみてください。
さて、次回の『おうえんしナイト』は会津大学にて取材をしてまいります。ご期待ください!

<伊佐須美神社>
住所:〒969-6263 福島県大沼郡会津美里町宮林甲4377
HP:https://isasumi.or.jp/
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おうえんしナイト
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