欅坂46・米谷奈々未、卒業を控えた今の心境を語る
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10月12日(金)深夜、アイドルグループ・欅坂46の長濱ねるがメインパーソナリティを務めるラジオ番組「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」に、年内で欅坂46を卒業することを発表したメンバーの米谷奈々未が出演し、卒業の理由について語った。
長濱ねるがメインパーソナリティを務め、毎回メンバーの一人をパートナーに迎えてトークしていくこの番組だが、今回は米谷奈々未が登場。学業に専念するため、今年いっぱいで欅坂46を卒業する米谷だが、今回番組では卒業を控えた今の心境が本人の口から語られるとともに、長濱と米谷の、これまで共に過ごしてきた中で起こったエピソードも語られた。
長濱:今の気持ちはどうですか?
米谷:ブログで卒業発表をしたんだけど、そのときってファンの皆さんの反応も分からない状況だし、みんなどう思うんだろう? とか不安なことが多かったのよ。でも発表したあとの1回目の握手会を名古屋でやらせてもらって。
長濱:(発表した)当日ね
米谷:そう、当日にやらせてもらったんだけど、「ありがとう」って言ってくれたり泣いてくれたりする人が居てくれて、不安だったのが、ありがたいなっていう気持ちになって
長濱:不思議だよね。表現が難しいんだけど、(ファンの皆さんは)直接的に仲良くなれたりとか普段会えたりするわけじゃないけど、文字だったり握手会に直接来てくれたり、こんなにも自分を応援してくれるんだとかさ。よね(米谷)が卒業発表して、泣いてくださったりとかこれからも応援するよって言ってくださったり、つくづく不思議な職業だなって思うよね
米谷:ありがたいですよね
長濱:ね。よねとはさ、よねが高1で入って私が高2で入って、お互いに学業を優先してきたメンバーというか、(学業に)重きを置いてたからさ、結構高校キツかったじゃん?(笑)
米谷:高校ヤバかったよね、ほんとにね(笑)
長濱:2人で泣きながら行ってたし、辛すぎて
米谷:朝ずっと2人でLINEしてさ
2人:「行きたくない。どうしよう」ってね(笑)
長濱:環境がどんどん変わって、いきなり社会人の世界に放り込まれて、でも学校っていう別の世界もあって。その2つの世界を行き来して、どっちも目まぐるしく過ごしていて。その大変だったときをよねと過ごしてたからさ・・・よねは私にとって大切な人だし。それプラス、4月から大学に通い始めて、(米谷が)すっごい楽しそうで
米谷:あはは(笑)
長濱:学びたいことが同じな人たちが集まってるじゃん? 大学って。温度感が同じ人たちが集まって、よねが生き生きと大学に通ってるのを見て、いいなぁと思ってたから。今回卒業を発表して、やりたいことを探しながら大学に通うっていうのは、すごく前向きな卒業なんじゃないなかって思うんだよね
米谷:私が入った大学の周りの人たちが、(アイドルとしてではなく)すごくフラットな目線で見てくれる人が多くて。高校のときって、卒業するっていう決断がなかったのよ。辛くて、やるしかない! っていう気持ちが強かったから。でも大学に入って、そういう選択肢も見つけることができて、それは周りの人たちが、みんなと変わらず接してくれたのが大きいなって思って、すごくありがたかった
米谷の大学の話を、いつも「楽しそうだな」と思いながら聞いていたという長濱。長濱自身は欅坂46メンバーではない自分を見てくれる人がいる瞬間はあまりなく、素の自分でいられる世界があるというのは羨ましいと話し、途中いろいろな思いが溢れてきて涙ぐむ場面もあった。
番組情報
週替わりで登場するまったりでゆったりなメンバーと“自販機に投入した100円が返ってこない系メインパーソナリティー”尾関梨香が、ユルく、時にエモく、たまにはエキセントリックに、基本的にはワッハッハッ!ラジオは楽しいな~!…というテンションでマイクの前に座ってお喋りする30分。ながーい番組名は「こち星(ほし)」と省略してOKです!