11月9日(金)深夜、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信と相田周二がパーソナリティを務めるラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン0（ZERO）」(ニッポン放送)が放送。三四郎は6日に行われた「M-1グランプリ」準々決勝に出場し、見事通過して今年も準決勝への進出を決めたが、その舞台裏では、小宮が衣装のスーツパンツを忘れ大慌てしていたと明かした。

小宮：この間、M-1の準々決勝がありまして

相田：ありましたね

小宮：（出番まで）楽屋とかウロチョロして。緊張もあるし、座っているのもあれだし。舞台袖とか行ったりしていたら、ベレー帽を被ったおじさんがいて。「あ！」と思って。（漫画家の）森田まさのり先生、“漫画家”ってコンビで出ているんだよね。『ろくでなしBLUES』、『ROOKIES』見てました。「すごい人だ！」と思って

相田：すごい人だよ

小宮：あっちも気付いてくれて、「おぉ～」みたいな感じになって。でもこっち（お笑い）の世界では一応こちらが先輩だから。「挨拶してこいよ(笑)」と思って。でも全然してこないから。「あれ？」と思ったんだけど……。まあ、声をかけたいよね、僕も

相田：ははははは（笑） 待っていたけど、こないから？

小宮：喋りたいから。「お疲れ様です。何番手ぐらいですか？」って。そしたら、あっちもいきなり声を掛けられてビックリして、「あぁ～まあ、1時間後ぐらいですけど」みたいな感じで。全然緊張している素振りがないのね。「すごいな～余裕だ」と思って

相田：へえ～

小宮：で、ウロチョロしていたら、“ゆにばーす”のはらちゃんがいて。ゆにばーすは（出番）２～3時間前なのに、もう入っていてさ。「どうしたの？」って聞いたら、相方の川瀬名人がすごいピリピリしているらしく、「『2時間前に楽屋に入っとけ』って言われているんですよ。でも川瀬が全然来ないんですよ」みたいな

相田：ははははは（笑）

小宮：はらちゃんだから、ややこしいんだけど。これ、“何ハラ”？と思って

相田：ははははは（笑）

小宮：「漫才ハラスメント、これ！？　何をしたいの、川瀬名人は」と思って。で、出番も近づいてきたから、「スーツに着替えないと」と思って。スーツケース開いて、上を着て、下のパンツをはこうとしたら無いのね

相田：ははははは（笑）

小宮：血の気が引くとはこのこと。「え！？ ちょっと待って！ 嘘だろ！？」と思って。青いジャケットを着て、シャツも着るんだけど、下のパンツが無いの。いつもはいている黒いパンツが

相田：なんで？

小宮：家に忘れたんだよね。クリーニングに出して、パンツだけ。人生で一回も忘れたことがないよ、パンツ。なんでこの日に限って。やばいぞ、どうしようってなって。上が青いジャケット、ワイシャツ、下がジーパン。ダメージジーンズ

相田：ははははは（笑） 崩してきた奴みたいな

衣装のスーツパンツを忘れてしまった小宮は芸人仲間から自身のジャケットに合うパンツを借りようと奔走。結果、“さらば青春の光”の東ブクロ（※旧芸名・東口宜隆）のパンツを借りることに。さらば青春の光の出番は三四郎の二組後。時間にして8分程だったため、東ブクロは当初貸すのに難色を示していたという。しかし、小宮は「2回ぐらい奢ってるじゃん」と交渉し、パンツを借りることに成功。ネタ終了後は無事にパンツを東ブクロに返却し、事なきを得たと振り返った。