12月21日(金)深夜、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信と相田周二がパーソナリティを務めるラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が放送。クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描き、世界中で大ヒットしている映画『ボヘミアン・ラプソディ』の、“応援可能”な特別バージョンの上映を体感したという相田が、大興奮の様子でその魅力を語った。
相田:ボヘミアン・ラプソディを観る前にね、映画館を調べてたのよ。そしたら、日比谷のミッドタウンで普通の上映じゃない、胸アツ応援上映というのがあって。上映中ね、拍手OK、手拍子OK、発声OK
小宮:すごいよね、それ
相田:面白そうだなと、これは行くしかないと思って。で、行ったのよ。映画館入ったらさ、40代・50代のオジさんオバさんが結構いらっしゃって。若い人、ほとんどいない。で、「大盛り上がりOKです!」みたいな上映だけど、あんまり声を出して騒ぐような人たちの年齢層ではないわけよ
小宮:はいはいはい
相田:だから、ちょっと盛り上がる感じじゃないかなと思ってた。(席は)前の方しか空いてなくて、前から5列目ぐらいで観ていたんだけど。最初の20世紀フォックスのファンファーレが(通常と)ちょっと違って。ちょっと、長いの。そしたら、皆が「ウワー!」って盛り上がるの。大喝采で。その時点で。指笛とか鳴らして
小宮:おお~
相田:その時点で、「うわー」って盛り上がって、これは面白そうだなと。そこから本編に入るからさ、一旦静かになってね。1人ね、ペンライトを持ったオジさんがいて。その人がずーっとペンライトを振ってるの。ライブシーンもあるんだけど、そこじゃない普通のストーリーのところで
小宮:それ、前にいる?
相田:最前列なの。最前列のど真ん中、めちゃくちゃガチ勢(笑)
小宮:それもOKなの?
相田:ペンライトもOKなの
小宮:観えなくない?
相田:あ、観えないようにするのは無しなんだけど、でもそれはちゃんと観える
小宮:ちょっと控えめに?
相田:そうそうそう、自分の頭の前ぐらいで振って
小宮:それ1人で来てる?
相田:1人で来てる。でもその人の楽しみ方は合ってるから。そしたら、その人が…映画の中でドラムのロジャーが出てくるんだけど、出てきたら必ず、そのオジさんがね、「ロジャー!」って言うのよ
小宮:ライブシーンとかでもなく? ただ普通に出て来ただけで?(笑)
相田:そう!(そのオジさんは)クイーンのガチ勢だとオレは思ったんだけど、違ったんだよ。ロジャーのガチ勢だったのよ
小宮:いや、分からないけど(笑) 全体的なガチ勢じゃないの? “箱推し”じゃないの?
相田:違う、違う。「フレディー!」と言わない。ロジャーが出てくる時だけなの。「中村屋!」みたいなことよ、歌舞伎のね(笑)
小宮:はははは(笑) 確かにそうだな
そのおじさんは、ライブシーンでドラム担当のロジャーを意識し、ペンライト2本持ちに切り替えて腕を交差しながら振っていたという。相田は「2時間半ロジャーのオジさんがずーっと盛り上げてくれて」と振り返り、「めちゃくちゃ面白かった」と絶賛した。
後日、通常上映も観に行ったという相田は「やっぱ物足りない。“ロジャー!”って頭の中に響いちゃってるしね。あの人が欲しくなっちゃってて。胸アツ(応援)上映を欲してるのよ、オレは」と語った。
番組情報
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