声優・中島愛、初セルフプロデュースアルバムは「妄想が形に」
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1月17日(木)深夜放送のニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』に、アニメ『マクロスF』のランカ・リー役などで知られる声優の中島愛が出演し、自身のプロデュースによるカバーアルバムについて、全曲の原曲とカバーバージョンの聴き比べを行いながらその制作の裏側を語った。
1月28日(月)にデビュー10周年を記念したカバー・ミニアルバム『ラブリー・タイム・トラベル』をリリースする中島。今作は70~90年代の歌謡曲・J-POPをこよなく愛する中島初のセルフプロデュースにより、80年代アイドルミュージックなど、自身がリスペクトする楽曲をふんだんに盛り込んだ異色のカバーアルバムとなっている。
この日の放送では、アルバム内の中島がカバーした選曲がすごいということで、収録されている松田聖子の『Kimono Beat』、河合その子の『青いスタスィオン』、安田成美の『透明なオレンジ』、今井美樹の『雨にキッスの花束を』、CoCoの『無言のファルセット』、松原みきの『真夜中のドア』、松本伊代の『時に愛は』という全7曲の原曲と中島のカバーバージョンを聴き較べする特別企画を開催。
アレンジャーとして迎えたtofubeats、ラスマス・フェイバー、西脇辰弥、金澤ダイスケ(フジファブリック)、Kai Takahashi (LUCKY TAPES)といった、第一線で活躍するアーティスト達とともに、中島はプロデューサーとしても打ち合わせを重ねたといい、『透明なオレンジ』をアレンジした金澤ダイスケに「“生音”と“デジタルの音”どのくらいの配分が良いか」と尋ねられた際は「半々」と答えたなど、カバー曲の制作過程についても語られた。
楽曲を聴き較べていくなかで「妄想が形になった」「もはや趣味」と今作の完成を喜びながら1曲ずつ解説していった中島。新しく生まれかわったカバー曲は、歌手としてもアルバムのプロデューサーとしても満足のいく出来となっているようだ。
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