「中川家のオールナイトニッポンPremium」では、小田急電鉄とコラボし、小田急沿線の街の魅力を紹介する企画「小田急プレゼンツ中川家の小田急途中下車の旅」をお送りしてきた。
今回特集したのは「下北沢駅」。
3月5日の放送では、アシスタントの東島衣里アナウンサーが下北沢駅周辺のおすすめスポットを紹介した。雑貨や古着、音楽、演劇と言わずとしれたオシャレな街「下北沢」。印象を聞かれた礼二も「役者の街!」と即答。さらに「小田急線が悲願の複々線化で、ダイヤも本数も充実したし、踏切も少なくなってめちゃくちゃ便利になった」と電車好きらしい印象も語った。
そんな下北沢駅周辺のおすすめスポットとして、まず番組が紹介したのが、下北沢駅から徒歩2分の中華料理店「新雪園(しんせつえん)」。下北沢のライブ、演劇の打ち上げでは定番になっているお店で、店内には芸能人のサインも多数飾られている。人気メニューは幅広の麺と、肉、野菜、魚介がたっぷり入ったあんかけが絡む「五目焼きそば」で、大ボリュームながら840円と、コストパフォーマンも抜群だ。さらに、駅から徒歩3分の「珉亭(みんてい)」は具材の赤色がうつった「赤いチャーハン」が人気のラーメン店だが、それ以上に、かつて甲本ヒロトや松重豊がアルバイトをしていたことでも有名で、今も音楽や演劇に夢を抱く若者たちが数多く押し寄せている。また、下北沢を代表するスポット「本多劇場」には、中川家の2人も「いつか舞台に立ってみたい」と声を合わせ、剛は「出たことないんですけど、386席というのが丁度いいですね。」と語り、礼二も「こういうところ今なかなかないんですよ。何でもデカけりゃいいってわけじゃないんで」と憧れの思いを口にした。
コーナーとしての最終回となる翌週3月12日の放送は、そんな下北沢で46年に渡り愛されている焼鳥店「つ串亭(つくしてい)」からひろたみゆ紀アナウンサーが生中継リポートを行った。小田急 下北沢駅 南口から徒歩3分に立地する「つ串亭」は、ご主人の木村敏さんと息子さんが営む老舗で、地元の方から演劇、ライブを観に来た方まで幅広く支持されている。75歳のいまもバリバリに働くご主人の木村敏さんにお店のこだわりを聞くと「美味しいことは第1条件ではあるけど、お客さんにリピーターになっていただけるよう心を込めて接客するようにしている」と語り、長年愛される人気店らしく、人情味あふれるお店の雰囲気を大切にしているようだった。
そして、中川家が放送するスタジオには、「つ串亭」のイチオシメニュー「白レバー刺の盛り合わせ」が届けられ、早速2人が試食した。
礼二:めちゃくちゃ美味いな、これ!
剛:美味しいな~。こんなにあっさりしとるかね。
礼二:ホンマにフォアグラや。
剛:(こんなに美味しかったら)有名な人とかも来てるんちゃう?
2人が唸るのもそのはず、生育に普通の鶏の約4倍、120日もかける熊本のブランド地鶏「天草大王鶏(あまくさだいおうどり)」を使用している。しかも「白レバー」は、雌のみ、40羽に1羽からしか取れないという貴重な一品なのだという。
イチオシの逸品で中川家に感動に近いリアクションをさせた木村さんは、地元で長年愛されているお店のご主人らしく、「下北沢は今も駅前の開発も進んでいるので、若い方からお年寄りまでリピーターのように“また来たい街”になっていくのでは」と下北沢への熱い思いを語り、コーナー最終回を美しく締めてくれた。
■つ串亭(つくしてい)
http://www.shimokitazawa.org/contents/tenpo/hyousi/tsukushitei.htm(下北沢南口商店街HP)
東京都世田谷区北沢2-1-9
小田急線 下北沢駅 南口徒歩3分