女優・上白石萌音、ラジオ最終回で感謝「自分に興味が持てるようになった」

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3月29日(金)深夜、女優・上白石萌音がパーソナリティを務めるラジオ番組「上白石萌音 good‐night letter」の最終回が放送され、2年間続いてきた番組に終止符を打つことを受けて、上白石が今の心境を語った。

女優・上白石萌音、ラジオ最終回で感謝「自分に興味が持てるようになった」

いつもは事前に収録した模様を放送しているこの番組だが、最終回となる今回は生放送でオンエア。トークのBGMまでピアノの生演奏(ピアニストは大嵜慶子)という特別仕様の中、上白石は番組にリアルタイムで送られてきたメールを紹介したり、Twitterでのつぶやきに反応したりと、生放送ならではのリスナーとのコミュニケーションを楽しみながら進行していった。
そして、番組終了まであと残りわずかとなり、番組開始からの2年間を振り返りつつ、リスナーへメッセージを届けた。

「19歳から21歳までの2年間をラジオと共に過ごしてきて、何を感じたかなぁっていろいろ考えていたんですが。(ラジオを始める前と後で)一番変わったところがあって・・・私、ラジオを始めるまで、自分に全く興味がなかったんですよ。

人の話を聞くのが大好きで、人と喋っていても大体聞く側だったので、ラジオで20分間のひとり語りを始めたときに、最初は“あぁ、自分のこと何も考えてなかったな”と呆然として。でもラジオを始めて、自分としっかり向き合うようになって。今まで逃げていた苦しみとか悩みにちゃんと向き合うようになったし、もうちょっと自分のことを好きになってあげてもいいのかなって、思うようになりました。

それは、皆さんからのお便りが開けてくださった扉だと思うし、声だけですけど、こうやって深く、深く繋がれるんだなってことを改めて思いましたね。本当に、ラジオ大好きな、ラジオっ子になってしまいました(笑) こんな機会を与えてくださった皆さんに、本当に、本当に感謝しています。ありがとうございました。」

あふれる思いを紡ぎ出すように、感謝の気持ちを言葉にしていった上白石。一通り語り終わると上白石は、大切な人との出会いを歌った自身の楽曲『ストーリーボード』を、ピアノの演奏をバックに生声で披露した。

最後に上白石は、番組終了を惜しむリスナーの声に反応する形で、「このラジオは心の拠り所だった。心の中のすごく大切な場所に、ラジオがずっとあった2年間でした。また何かの機会に、声を届けられたらいいなと思います。ここでいただいた出会いは一生大切にしたいと思います。ありがとうございました。」と、もう一度感謝の気持ちを口にした。

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