6月3日(月)深夜、俳優の菅田将暉がパーソナリティを務めるラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週月曜25時~)が放送。5月31日(金)、放送文化の向上に貢献した作品や個人・団体を表彰する「第56回ギャラクシー賞」個人賞を受賞し、贈賞式に出席したことを報告した。
ギャラクシー賞には、テレビ・ラジオ・CM・報道活動の4部門があり、菅田はテレビ部門の個人賞で受賞。テレビ朝日系連続ドラマ「dele」、日本テレビ系連続ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」、NHKの特別番組「菅田将暉TV」の演技が評価された。
「菅田将暉TV」は、菅田が大好きなアメリカのコメディドラマをイチからプロデュースし、企画から衣装までこだわりを見せて完成させたシットコムで、2018年12月にBSプレミアムで放送された。ドラマの随所で小粋なジョークが効き、「dele」や「3年A組」とは違う魅力があったが、菅田の個人的な感触として「菅田将暉TV」はいまいち話題にならなかったという。受賞で評価された3作品、どれも優劣なく取り組んだと改めて語った。
「こんなに光栄なことないんですよね、3作品とも僕はやりたくてやった作品ですから、すごく嬉しいです。
……話題になった『3年A組』と『dele』。話題にならなかった『菅田将暉TV』。たくさんの人が見てくれた『3年A組』と『dele』。誰も見てくれなかった『菅田将暉TV』……(笑)。本当ね、渾身作だったの! それだけは分かって! 『菅田将暉TV』は、『3年A組』と『dele』と遜色ないぐらいの意欲作です。
正直、僕もこの賞を頂いた時に『3年A組』と『dele』がメインの受賞作品で、『菅田将暉TV』は“それらに加えてこんな作品もありましたよ”という受賞なのかな、と思っていたんです。でも、違うんですよ。ちょっと今からトロフィーに書いてあるコメントも読みますね。
――数々の意欲的なドラマで核となるキャラクターを魅力たっぷりに演じました。自らの名を冠したバラエティ番組では、コメディドラマの制作にも挑戦。テレビの楽しさを伝える多彩さを称します。
みんな、僕が何を言いたいか分かる? 5行中、3行が『菅田将暉TV』のことを書いているんですよ。だから、これは“おまけ”の受賞じゃないんですよ。」
その後、「菅田将暉のオールナイトニッポン」の番組スタッフに、「菅田将暉TVを見てくださいましたでしょうか?」と質問した菅田。ところが、スタッフが誰も反応しなかったことから「ほら、誰も見てくれてないんですよ」と更に落胆する。そして、その場にいたスタッフに、3つの番組の視聴状況を調査したところ、「3年A組」を見たスタッフは2人、「dele」は1人、「菅田将暉TV」は0人という結果が判明。これに「なんやろうなぁ~」とため息交じりに嘆きつつ、「勉強不足だと思いますよ、お前ら!(笑)」と開き直り、スタッフ陣を一喝した。
なお、6月10日(月)25時から放送の「菅田将暉のオールナイトニッポン」には、バンド・忘れらんねぇよの柴田隆浩が生出演する。
番組情報
映画・ドラマ・CM、そして歌手としても活躍する菅田将暉が、毎週月曜日のオールナイトニッポンで2時間トーク!メールは毎週様々なテーマでお待ちしています。