7月23日(火)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』（ニッポン放送・毎週月−木24時～）に、シンガーソングライターのみきなつみが出演し、同日に配信リリースされたデジタルシングル『ぼくにとってのヒーロー』に込めた本当の思いについて語った。

2015年に高校2年生の春からライブ活動を始めた、みきなつみ。若手実力派アーティストとして昨今注目を集めているが、シンガーソングライターとしての活動を続けていく中で、あることで悩んでいた時期があったという。

吉田尚記アナウンサー：新曲の『ぼくにとってのヒーロー』は、自身の背中を押すために作った曲ということですが、どんな心情だったんですか？

みきなつみ：正直な話をすると、ギターを持って歌っているシンガーソングライターの女の子って本当にたくさんいて、その中でどう個性を出していこうかなって悩んでいた時期があって。でも個性を出そうとしていたことが、もう自分ではなくなっていたなって思った瞬間があったんです

吉田：確かに、個性って演出するものではなく滲み出てくるものですよね

みきなつみ：個性を作ろうとしている自分は違う自分で、私ではないなって。ダメなところを隠そうとするのって、「どう思われるんだろう？」って周りの目を気にするからじゃないですか。でもその欠点は愛されるところでもあるなあって思えて。そこを愛してくれる人を大切にしていけばいいじゃないかって考えるようになったんです

吉田：ファン側も、頑張っている姿を応援したいですからね

自分のダメなところも含めて、前向きに受け入れていくことを選んだみきなつみ。また高校生の頃は、自分の未来について、“うまくいく未来”と“どうなるか分からない未来”に分けて、それぞれ想像を膨らませながら考えていたことを明かした。