7月28日（日）、ラジオ番組「ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo」（ニッポン放送・毎週日曜22時～）に、ももいろクローバーZの百田夏菜子と、佐々木彩夏が出演。 8月17日～26日に東京・明治座にて上演される舞台「ももクロ一座特別公演」から、劇作家・鈴木聡と、作・演出を担当する本広克行の二人がゲストで登場した。

「ももクロ一座特別公演」は、佐々木が主演を務める芝居「座長・佐々木彩夏　大江戸娯楽活劇　姫はくノ一」と、ももクロのヒット曲満載のライブショー「ももいろクローバーZ 大いに歌う」の豪華二部構成。人気劇団ラッパ屋を率いる劇作家・鈴木聡と、「踊る大捜査線」シリーズをはじめ数々の映画作品を手掛けてきた本広克行が作・演出を担当する。

いよいよ公演が迫り、番組では本作の見どころや稽古の様子について語った。

百田：今回の舞台は江戸時代で、メンバー4人が忍者でくノ一になる設定ですが、いかがですか？

鈴木：ものすごくバラエティー感のある、楽しい舞台にしたいなと思って。だからちょっと変なところもいっぱいあると思うんですけど……。

佐々木：はい（笑）

鈴木：普通の舞台ではこんなこと言わない、そんなことしないだろう、みたいなことをしています。

佐々木：今日も爆笑をかっさらっていましたもんね。

鈴木：でも、ももクロの良さって、ダンスしている時はかっこいいんだけど、思いっきり間抜けなことをしたり、突飛なことを言い出したりさ。

佐々木：赤とか紫（百田とか高城れに）がね。

百田：赤、紫、黄色（百田、高城、玉井詩織）がね。

鈴木：そういう感じを全部ひっくるめて、作品で表現できたら良いなと思っています。

百田：座長は（佐々木は）いま稽古していてどうですか？ 座長だからずっと忙しそうだけど。

佐々木：過去一の台詞の量で。

本広：座長だからね。

鈴木：座長の登場曲、聞いた？ かっこいいでしょ！？

佐々木：めちゃめちゃかっこいい！ 本広監督はくノ一のアクションシーンとかに気合入れていますよね？

本広：気合入ってる。ももクロがやってないことをずっと考えていて、まだ殺陣をやっていないなと思って。これは楽しみです。アクションの“ドS指導者”を連れてきましたから。

百田：本当に（殺陣の稽古が）部活みたいで。

佐々木：百本ノックみたいでね。

百田：学生時代を思い出すというか……。

佐々木：私とか、れにちゃんみたいな“鈍くさい代表”からすると、もうちょっと説明を入れてほしいな。『今のでわかった？』って話しているもん。

座長ということで台詞の量が他のメンバーより多く、初めて挑戦する殺陣も、かなり厳しい指導者の下で励んでいると明かした佐々木。しかし本広は“ももクロにぶつけたら面白そう”という企みでその指導者を人選したそうで、予想通り、ももクロのメンバーは稽古で良い反応をしており、メイキングもいい表情が撮れているそうだ。

なお、8月4日（日）の「ももいろクローバーZ　ももクロくらぶxoxo」は22時から22時30分まで生放送でお送りする。8月3日・4日の2日間にわたって、埼玉・メットライフドームにて行われる夏の大イベント「MomocloMania2019 -ROAD TO 2020- 史上最大のプレ開会式」の2日目公演終了直後の会場から、ももクロが生の声を届ける。