10月27日(日)、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしがパーソナリティを務めるラジオ番組『サンドウィッチマンの「職人魂」』の公開収録が行われ、東京・有楽町のニッポン放送イマジンスタジオに集まった、建設業界で働く職人約100名とともに、職人ならではのトークや企画などが展開された。
『サンドウィッチマンの「職人魂」』は、サンドウィッチマンがイメージキャラクターとしてCMなどにも出演している、建設現場と職人をつなぐアプリ『助太刀』とニッポン放送がコラボした特別番組。会場脇の展示コーナーでは、日産自動車の『NV350キャラバン』が当たるキャンペーンや、日本たばこ産業が製造する『Ploomシリーズ』の体験販売会も行われており、開始前から大きな賑わいを見せた。
この日はスタジオに様々なジャンルの職人が集結。イベントが始まりサンドウィッチマンの2人が登場すると、職人ならではの力強い拍手が会場いっぱいに響き渡った。集まった職人の中には、現場で作業するときと同じ仕事着で来た人もいて、伊達と富澤は「ゴリゴリな方もいますね」などイジりながら、こうしたイベントではあまり見られない珍しい雰囲気を楽しんだ。
このイベントでは、職人たちから事前に答えてもらったアンケートや、リクエスト曲などを紹介。アンケートをもとに行った企画『100人アンケート「職人さんに聞きました」』では、会場にいる職人に直接話を聞きながら、普段の仕事にまつわるいろいろなエピソードを聞いていった。
『現場やっちまった!エピソード!』というテーマでは、「解体作業中切ってはいけない配線を切ってしまい、直すのに30万掛かった」「エレベーターのない現場でベニヤ30枚を運んだが、種類が違うと言われてまた階段を使ってトラックに戻した」など驚きのエピソードが。しかし伊達は過去に解体現場などで働いていた経験があるそうで、ところどころで共感する様子も見せていた。
『俺、こんな資格持ってんぜ!!』というテーマでは、バルコニーやサンルームの取り付ける“バルコニー技師”の資格を持った職人から話を聞き、初めて耳にする資格に2人は興味津々。しかし、よくよく聞いていくうちに「資格がなくても取り付けはできる」「1日で取れる」といったことが分かり、その資格は本当に必要なのかと2人がツッコミを入れる一幕もあった。
また、職人としてのこだわりやこれまでにやってきた誇れる仕事などを語ってもらう『俺の“職人魂”!!』というテーマでは、「オリンピックで使用するプールの基礎を組んだ」「オリンピックの中継で使用する国際放送センターの電気工事を行った」など、2020年の東京オリンピックの仕事に携わった職人たちのエピソードも明かされ、会場を沸かせた。
さらにイベントでは、『俺がNo.1!! 職人王バトル』と題して、職人同士が腕っぷしや手先の器用さで対決する企画も行われた。『土のう運び対決』では、1つ10kgの土のう8個をステージの端から端まで運ぶタイムを競い合い、また『ボルト・ナット・ワッシャー選手権』では、バラバラになったサイズが違うボルト・ナット・ワッシャー5組を正確に組み合わせてそのタイムを競った。様々なジャンルの職人3人ずつが挑戦したが、それぞれやり方が違って面白い結果となった。
エンディングでは会場が一体となって「職人最高!!」のコールで締めくくり、最後まで大きな盛り上がりを見せるイベントとなった。この公開収録の模様は、12月28日にオンエア予定。
さらにイベント後、メディアの囲み取材に応じた2人は、「ゴリゴリの職人らしい方もいれば女性もいて、とても面白かったです。」とイベントの感想を語った。“職人らしい芸人”について聞かれると、東京03とナイツと回答。また、ラグビー経験を持つ2人から見たラグビーワールドカップについて質問が飛ぶと、「日本代表の強さが国民を巻き込んでいる」「稀に見る面白い大会」と熱く語り、今後ラグビーに関われるなら?という問いかけには、「やるならやっぱりヘッドコーチ…」と答え、笑いを誘った。
<番組概要>
番組名:ニッポン放送『サンドウィッチマンの「職人魂」』
放送日時:2019年12月28日(土)13時~14時 (予定)
パーソナリティ:サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)