10月17日(木)深夜、ニッポン放送の特別ラジオ番組「サカナクション 山口一郎のオールナイトニッポン」(25時~27時)が放送。サカナクションのボーカル・ギターの山口一郎が初めて、2時間の生放送で一人喋りに挑戦した。
「オールナイトニッポン」では、10月14日(月)~10月19日(土)に、音楽を大切にする一週間「ミュージックウィーク」を実施。17日は山口がパーソナリティを務め、親交が深い音楽家・藤原ヒロシもゲスト出演した。
自身が感じているサカナクションのイメージについて「ミュージシャンの友達がいないんですよ。誰も寄って来ないというか、フェスに出ても楽屋に誰も挨拶にしに来てくれない。怖いとか真面目で話しにくいとか、そういうイメージがあるかと思う」と打ち明け、「全然そんなことない! イメージを変えられたらな、と思います」と意気込みを語った山口。
音楽以外の趣味が釣りと野球観戦だと明かし、特に中日ドラゴンズの熱烈なファンだと語った。
「趣味は音楽と釣り、そして中日ドラゴンズを猛烈に応援していて野球もよく見に行くんですけど、疑問に思っていることがあって。僕は野球が好きだということを頻繁に言っているミュージシャンだとは思うんですが……一向にテーマ曲に使われないんですよ。選手が打席に立つ時の登場曲に、どの球団のどの選手も一人も使ってくれないんですよ。僕は中日ドラゴンズが大好きなのに……。この間、初めて大野投手が打席に立つ時に、ノーヒット・ノーランをしたんですけど、そのタイミングで『新宝島』を使ってくれたんですけど、その1回だけ……、2回かな?
WANIMA、ONE OK ROCK、Alexandros、あいみょん(が登場曲に多く使われている)! WANIMAは応援ソングだから分かる。あと、ONE OK ROCKもバッキバキですよね。たまに米津玄師も流れるけど、分かる。あと、GReeeeNも多いね。外国人選手だとガンズ・アンド・ローゼズが多い。
どうかサカナクションを使ってくれる選手はいないかな、と思って。やっぱり(自分が応援をしている)ドラゴンズの選手に使ってほしいんだけど……。(打席に立つ時の)テーマ曲が難しいのなら、ブラスバンドの応援歌でサカナクションを使ってほしい」
大ファンである中日ドラゴンズの選手に、サカナクションの楽曲を何らかの形で使ってほしいと懇願した山口。個人的には「新宝島」、「アイデンティティ」を登場曲として推しているということで、「ちょっとイメージをやってみましょうか」と「新宝島」を流しながら「四番、バッター、ビシエド」(ダヤン・ビシエド:中日ドラゴンズの選手)とアナウンスしてみせ、「いいでしょ!? ホームラン打ちそうじゃない?」と大満足の様子だった。
番組後半には、音楽家の藤原ヒロシがクラシックギターを持って登場。山口と二人で「新宝島」をボサノバ風に弾き語りし、「一緒に歌うの楽しいですね」、「いつか一緒に曲を作りたい」と意気投合していた。