テレ東・佐久間P、「ラジオシンポジウム」を語る
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11月6日(水)深夜、テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~)が放送。同日に都内で開催され、佐久間もパネリストとして登壇した「第67回民間放送全国大会」の模様を語った。
「第67回民間放送全国大会」では、大会式典をはじめ、シンポジウム、記念講演、関連企画といった行事が行われ、佐久間は「ラジオはパーソナリティだ!」というテーマのシンポジウムで、パネリストとして登壇。
しかし、参加者の年齢層が高く、各局の役員や社長が多く参加していたことから、自信のトークでも笑いが起きず、落ち込むほどだったという佐久間。そんな中、同じくパネリストとして出席した、FM802のラジオ番組「ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!」でパーソナリティを務める、落合健太郎の気転で会場の空気も変わったという。
「FM802の落合さんが笑いを取るトークを止めて、“僕とラジオの出会い、アメリカでのラジオ事情”みたいな情報を語ってくれた。さすがFM! AMみたいに必死に笑いを取ろうとしない(笑)。落ち着いた感じで『私はケンタッキー州にずっといたんですけど――」って、アメリカのラジオ事情を話し始めた。
それで僕も、自分のラジオとのことをちゃんと話そう、と思って『ニッポン放送のオールナイトニッポンのここが好きで、ここに救われて――』、『伊集院さんのラジオの中の“芳賀ゆい”っていうのが好きだった」という話をしたら、“そうそう、懐かしいね”という反応をしてくれて。よく考えたら、僕の青春時代の話は、その番組を作っていた人達だから、こういう話をすればよかったんですよね。
その後、やきそばかおるさんっていうフリーライターの人が、全国のおもしろラジオパーソナリティみたいなのを紹介してくれて、それが凄くおもしろかった。その中で記憶に残っているものを紹介すると、エフエム岩手に『おもかげ横丁 スナックいがわ』というラジオがあって、本当のスナックのママがお店で収録をする、30分のスナックトークのラジオ。で、客がスポンサーで、自分でスポンサーを取っているというラジオ(笑)。
それから、愛媛の南海放送ラジオでやっている『友近ママの魔法の引き出し』という番組は、友近の母親がパーソナリティで、これもスポンサーは自分で取ってくるんだって。あと、山陰放送にとんでもない女性アナウンサーがいるそうで。森谷佳奈さんという方で、その人を見るために、山陰放送のイベントに北海道とかから人が来るという、そういうニュースターがいるそうです」
各登壇者が、いま注目のラジオや番組への考えを話すと、来場者も興味をもって聞き入り始め、有意義な会になったと語った佐久間。
「民間放送全国大会」について振り返る中、この、ラジオシンポジウムの司会者だった上柳昌彦アナウンサーについて「厄介な人」と、笑いながら紹介。上柳アナウンサーがステージ上で、「佐久間さんはね、本当にしゃべりが上手いのよ。フリートークに命をかけているから!」、「しゃべり方に支配感があるんですよ。支配感のあるトークなんですよね!?」といった具合で“佐久間愛”を熱弁され、戸惑ってしまったと吐露。
こうして佐久間が、上柳へのクレームを語っていたところ、上柳本人が「佐久間さんはねえ、人の心を掴むトークをするんですよ!」と番組スタジオに乱入。佐久間は「うるせえなぁ(笑)」と、楽しそうにあしらった。
番組情報
元・テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行が、ニッポン放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」に挑戦! フリーのテレビマン、45歳で既婚者、娘がいる脱サラおじさんが、一生懸命しゃべります。最年長パーソナリティがお送りする「メディアミックス ラジオ番組」です!
★再編集したポッドキャストをSpotifyで聴けます!⇒こちらからチェック
~Spotifyをダウンロードすれば無料で聴くことができます(放送の翌日に最新エピソードを配信予定です)