10月28日(月)深夜、俳優の伊藤健太郎がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊藤健太郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週月曜27時〜)が放送。伊藤がおすすめの漫画を語る企画「ブックライブマン パーフェクト漫画レビュー!!」の中で、満田拓也原作の野球漫画「MAJOR」を熱く紹介した。
「ブックライブマン パーフェクト漫画レビュー!!」は、総合電子書籍ストア「BookLive!」の新CMに、頭に巨大なガチャマシンをかぶったヒーロー“ブックライブマン”役で出演している伊藤が、人気漫画を独自の視点で語っていく企画。今回取り上げた「MAJOR」(全78巻)は、主人公・吾郎の野球人生を描いた作品で、1994年から2010年まで「週刊少年サンデー」で連載され、シリーズ累計発行部数5400万部を記録。アニメ化もされ、2015年からは続編の「MAJOR 2nd」が連載されている。
「これね、何回見ても、何回読んでも、泣いてしまうというか! 漫画を読んでいて、アニメを見たときに声が違うなって思ってハマらないことも結構あるんですよ。でも『MAJOR』に関してはアニメも好きで、またね、(声優の)森久保祥太郎さんが(主人公の)吾郎をやってるんですけど、めっちゃ良いですよ! もう、超観てほしい!
僕が一番好きで、まずもう泣けるというか切ないところが、吾郎って、最初は(プロ野球選手)本田(茂治)の息子なんですけど、本田が(メジャーの速球投手)ジョー・ギブソンのデッドボールで亡くなっちゃうんです。それで、本田の親友の茂野(英毅)がお父さんになるんですよ。その時に吾郎が行っていた幼稚園の先生と結婚していて、そうすると、吾郎にとってみると家族はもういなくなっちゃうわけです。(※吾郎が3歳の頃に、実母も病気で他界している)
だから、小学校で三船リトルにいた時のチームメイトはみんな、吾郎のことを(旧姓の)『本田』って呼ぶんです。でも中学・高校くらいから、みんながだんだん『茂野』って呼ぶようになって、そこでの差があったりとか、お父さんが違うことでいろいろ転校したりして、なかなかしんどい時期を吾郎は小さい頃に迎えたわけですよ」
そのほかにも吾郎の半生を事細かに熱弁し、コーナーが終了した後も、リスナーの好きな「MAJOR」の名シーンに共鳴した伊藤。声優やキャラクターの魅力も語り尽くし、番組で流す予定のなかったアニメの主題歌・ロードオブメジャーの「心絵」を選曲するなど、「MAJOR」愛が止まらなかった。そして、「みんなに観てほしいな、絶対泣けるんで! 何回観ても、ボロボロ泣いちゃうから……」と改めて強く推薦していた。
番組情報
番組でオンエアする楽曲は、伊藤健太郎自らが選曲。アナログプレーヤーで自らの手でレコードを再生することもあります。若さがみなぎっていてチカラ強いけど、どこか抜けてて微笑ましい! そんな伊藤健太郎のオールナイトニッポンゼロ、ラジオのオンエアを楽しむもよし、radikoのタイムフリーで楽しむもよし!ミックスチャンネルの動画配信で、スタジオの様子をご覧いただいてもOKです。