11月14日(木)深夜に放送されたラジオ番組「King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週木曜27時~)で、4人組ロックバンドKing Gnu(キングヌー)のドラム・勢喜遊(せき・ゆう)がメインパーソナリティを担当。ゲストのヒップホップグループ・踊Foot WorksのPecori、Tondenheyと、ボーカル・井口理の実家へ行って田植えをしたエピソードを語った。
この日の「King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)」は、いつもメインパーソナリティを務める井口が、体調不良のため大事を取って休演。代演には、King Gnuメンバーの勢喜(Dr.)が担当。井口の体調について勢喜は「SNSで心配している方をお見かけしましたけど、そんなにたいしたことないので。週末にライブが控えているので、大事をとってちゃんと声が出るように」と状況を説明し、「心配無用です!」とリスナーやファンに呼び掛けた。
勢喜は最近、踊Foot Worksにドラムサポートとして参加しているが、勢喜とPecoriは今年の6月、井口の実家の田植えを一緒に手伝った仲で、踊Foot Worksとの共演もこの田植えがきっかけだったと明かした。
勢喜:井口理の実家が(母親の趣味として)田んぼを持っているんですけど、その田植えをみんなで手伝いに行った時に、Pecoriもそこにいて、帰りのバスでも隣になって。俺、実はそんなに(踊Foot Worksのことを)知らなかったんだよね。
Tondenhey:そうだよね。
勢喜:でも、サポートをやってみてみたいという気持ちがあって、とりあえず言っておこうということで、『サポートをやらせてくださいよ』って言ったら、『え、まじで!? お願いしたいです』って言ってくれて。それで踊Foot Worksの曲を聞いたんだけど、めちゃめちゃ良いじゃん! って思って。
Tondenhey:うれしい!
勢喜:めちゃめちゃ良いんですよ。最高!
Tondenhey:俺たちが遊君をサポートに誘ってしまったから、これをきっかけに他のバンドからもめちゃくちゃ誘われてしまうんじゃないかと……。だってKing Gnuは『NHK紅白』に出るから、サザンオールスターズのドラムをサポートに誘った、みたいなことじゃん? だけど、やりたい人に『一緒にやりたい』って言えて良かったな、と思う。
勢喜:いやー、ありがたいね。
Pecori:俺は髪を切りに行ったら、そこにたまたま井口君がいて、そのままちょっと飲みに行ったら、井口君から『そういえば2週間後に田植えがあるんだけど、来る?(笑)』って田植えを誘われたの。本当は行く気がなかったんだけど、『ぜんぜん行く~』って答えて。その後、グループラインが組まれて、面白いなあ、と思って行ったんだけど。でも最初、遊君はそのグループラインに入っていなかったよね?
勢喜:そうそうそう。
Pecori:でも、(井口の実家に)行ったら遊君がいてね。
勢喜:前日に名古屋でフェスがあって、全然行くつもりはなかったんだけど、めちゃくちゃ酔っ払った勢いで『明日行こうかな』みたいになって。
Pecori:現地に到着して、井口君の家に入ったら、遊君がパンツ一枚の姿で歯磨きをしていて……。その時は3回会った程度の仲だったから『お久しぶり~』みたいな感じで。でもその後、一緒に田植えをしたという仲間感が生まれてね。
Tondenhey:俺はそれに参加していないから気になるんだけど、田植えって、本当に田植えをしたってこと?
Pecori:“ガチ田植え”だよ(笑)
Tondenhey:本当に田植えをしたんだ……。
Pecori:一週間ぐらい筋肉痛になった。ずっと腰を下げたまま、スッスッスッて後ろに下がって、植えていくからさ。
Tondenhey:その田植えに集まったメンバーのことをほぼ知っているんだけど、Pecoriは髪の色が緑色だし、遊君もその時は髪がピンク色だったし、みんなが田植えを真面目にやっている図が分からない(笑)
Pecori:ふざけはするけど、そういう時はちゃんとやるから。
勢喜:一瞬冷静になってメンバーを見渡したら、ガラが悪いな……って思った(笑)
田植えの手伝いは井口の男友達10人で行ったそうだが、その光景に「ガラが悪かった」と振り返った勢喜。緑色やピンク色の派手な髪型のバンドマンが田植えをする様子に、近くを通った女子校生も驚いていたそうだが、彼らが植えたイネは台風にも負けず、よく育ち、おいしいお米になったと語った。
番組情報
「King Gnu」のボーカルキーボード井口理が、毎週木曜日の深夜3時のオールナイトニッポン0(ZERO)を担当!とっても良い声で、とってもおもしろラジオをお届けします。