三遊亭円楽が語る、6代目三遊亭圓生に可愛がられた思い出
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落語家の三遊亭円楽が、ニッポン放送「高田文夫と松本明子のラジオビバリー昼ズ」に出演し、6代目三遊亭圓生との思い出を語った。
27歳の時に、テレビ番組「笑点」の大喜利メンバーになった円楽。ある時、師匠の5代目三遊亭圓楽に「あたしは行かないよ」と言われ、仕方なく1人で笑点に出演したところ、「とりあえず座るだけでいいから出てくれ」と言われたという。出演当時、世間はロッキード事件で騒がれていたこともあり、カラスの被り物を被り、「みんなが黒い翼黒い翼って馬鹿にするんです」と言ったところ、司会の三波伸介に「圓楽よりうめぇ!」と褒められたとのこと。
こうした経緯を経て笑点のレギュラーの座についた円楽。続けて、6代目三遊亭圓生との思い出を語った。
円楽: これがまたひどいんだよ。番組の最後に「楽太郎はひでぇや、また来週」って。そんな締めある?
高田: 圓楽さんもだけど、その上に圓生さんがいるからね。あの気難しい圓生にもはまってたんだよこの人は
円楽: 「着物は楽太郎がたたみなさい、この人はできないんだから」って圓楽師匠いるのにだよ
高田: 可愛がられているんだよ
円楽: 鈴本(演芸場)では、お茶をいろんな種類用意するの。それで、圓生師匠がどのお茶を飲むかを見て、次からそれ入れるの、だから鈴本のオヤジが「楽太郎がいる時はお茶の減りが早い」って怒ってた
松本: ハッハッハ(笑)
円楽: それであまったお茶をお囃子さんに配るからね、お囃子さんなんかは上の師匠ともツーカーだから、「あの子は仕事ができるわよ」って評判になって、仕事が来るわけですよ
また、落語協会・落語芸術協会・円楽一門会・落語立川流の4団体を1つにするべきと持論を展開した円楽。
最後には「聴いてるか? 市馬(「落語協会」現会長・4代目柳亭市馬)、昇太(「落語芸術協会」現会長・春風亭昇太)」と、両会長にアピールした。
高田文夫のラジオビバリー昼ズ
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 11:30~13:00
(11月18日放送より)
番組情報
高田文夫先生と、キャラクターの濃~いパーソナリティがお送りする「昼休みのお笑いバラエティー」ラジオビバリー昼ズ!