テレ東・佐久間P、上田誠と劇団のお金の話を語る「構造的にやっぱり食べるのは難しい」

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1月15日(水)深夜、テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が放送。ゲストに演劇集団「ヨーロッパ企画」を主宰する代表・上田誠が生出演し、舞台の作り方や運営にかかるお金の話を語った。

昨年創立20周年を迎え、京都を拠点に活動する人気劇団「ヨーロッパ企画」の代表である上田は、同劇団公演のほか、アニメ映画「夜は短し歩けよ乙女」、「ペンギン・ハイウェイ」など、数々の映画脚本も手掛ける。佐久間もヨーロッパ企画の舞台を10年以上前から見ていることから、過去の作品や制作秘話、制作の工程やキャストの選び方についてトーク。

途中、番組リスナーから「舞台は儲かるのか?」といった内容の質問が届き、これに上田が自身の経験を語った。

佐久間:真面目な質問ですね。

上田:やっぱり舞台はなかなか構造的にやっぱり食べるのは難しい……。

佐久間:キャパがね。

上田:そうですね。でも僕は割とあれで、両親が『プロになるのは構わないけど、劇団員を率いるのはちょっとやめてほしい』と。

佐久間:うんうん。責任が持てないから。

上田:大学生の時、まさか、劇団員を率いてプロになる気じゃないだろうな? みたいな空気が親にあったんですけど、僕が一番卒業が遅かったので、メンバーはみんな何となく辞めて就職していたりして(笑)

佐久間:大学を留年している学生が旗揚げをしようとしていたんですか?

上田:そうなんです。僕は卒業できないまま学校にいて、他のメンバーは卒業が決まっているけど、就職してない。そんな時に『あなたはアルバイトしている場合じゃないから。食べさせてあげるから、頑張って脚本を書きなさい』みたいなやり取りがありまして。

佐久間:親と!? 『あんたの食いぶちは私たちが何とかするから、劇団員のために書きなさい!』って?

上田:みたいな感じですね。なので僕は、大学の頃はバイトをしていましたけど、大学を出てからはバイトしてないんです。

佐久間:じゃあ、書くオンリーでここまでやってきたと。

上田:食べられるようになったっていうのはまたね、いくらぐらいの金額でって言うのもあれですけど、10年経たないぐらいでなんとなく雰囲気、形になってきましたね。まあ会社にしたっていうのもありまして。

佐久間:動員数でどのぐらいいくと、劇団は食べていけるとかってあるんですか? そんなわけでもないんですか?

上田:動員数が上がったとて、ですね。僕らの場合は演劇以外にも、映像の仕事をやっていたり、自分達でDVDを作ったりそういうこともあるので。劇団のみでっていうと、結構な動員数とチケット代も上げていかないと。それこそ1万人以上とか、そういう話になってきます。

佐久間:ああ……。1万人以上って言ったら、そんなの数少ない劇団しか無理ですもんね。

上田:はい。なので、劇団もやりながら他もやって。僕らはそんな感じです。

佐久間:上田さんはアニメの脚本とかもやっていますもんね。

上田:僕はそうですね。メンバーも脚本を書いている人もいたり、いろいろと出演をしていたりとかね。

舞台だけで食べていける、と明言することはなく、舞台公演以外にDVDの販売や映画の仕事をして生活が成り立っていると語った上田。他のメンバーに関しても、舞台以外に各々で他の仕事をしていると明かした。

番組情報

佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)

毎週水曜 深夜 3:00 - 4:30

番組HP

テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行が、ニッポン放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」に挑戦! 会社員のテレビマン、44歳で既婚者、中1の娘がいる普通のおじさんが、一生懸命しゃべります。最年長パーソナリティがお送りする「テレビ東京×ニッポン放送・メディアミックス ラジオ番組」です!

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